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あらいりつこです
今朝のNHKのあさイチは
親を家で看取るハナシ。
途中から見たけれど
なかなかに大変だなと
思いました。
看取りって
死が近くなってから
自宅で介護したり
面倒を見たりするんですね
番組では色々なパターンを
紹介していました。
パターン①
姉妹で看取ることを決めた
ものの、病状が悪化した時
のことを考えて不安になり
病院に戻すか迷う。
医師や訪問看護師たちと
連携して姉妹で看取った。
パターン②
祖母が静かに旅立ったが
死亡後どうするかの
知識が無かった為に、
消防署や警察の世話になる
ハメになった
亡くなったら救急車では
なく、連携している
医療機関に連絡して死亡
診断書を書いてもらう。
※亡くなった人は救急車に乗ることが出来ない
パターン③
最期が近いと思って
自宅介護に切り替えたら
元気になって、介護側が
疲れている
週2回デイケアのお世話
になって介護する人も
休めるようにした。
介護・看取りをする
子ども側の思いや悩みに
介護アドバイザーの
高口光子さんが応えている。
子ども側の思い
『病院や施設で
親を死なせるのは良くない』
『自宅で看取るのが良いこと』
と、子ども側は考える。
(親の希望もあるだろうけれど)
高口さんのアドバイス
病院・施設で亡くなること、
自宅で亡くなることに優劣
は存在しない。
子ども側の思い
実際に看取りのための
介護をしていても、
子どもではなく大人の面倒
を見るのだからしんどい。
自分の生活を犠牲にする
ことも多い上に、衰弱して
行く親を毎日看ることは
精神的にも辛い。
いつまで介護が続くのか？
いつ親は死ぬんだろう？
"自分は親の死を願うひどい人間"
と自分を責めるループにハマる
高口さんのアドバイス
一人で抱え込まずに
『他人以上、身内未満の人』
に看取りの愚痴や悩みを話す。
(ヘルパーさん、訪問看護師など)
高口さんの
自宅での看取りに関する
総合的なアドバイス
その１
見取りに正解や間違い
勝ちとか負けはない
後悔のない看取りはない
その２
"出来るか"ではなく
"やりたいか"で
看取りをするかしないか
を考える
本当の自分の気持ちで動く
ことが親のためにもなる
その３
死を見届けるのではなく
生きるを見届けると考える
精一杯頑張って介護して
親を看取った人でも
後悔は残ると言う。
私はそうやって頑張った
人たちはえらいと思うし、
後悔しないで欲しいと思う。
もちろん
自宅での介護が出来ずに
病院や施設にお任せした
人たちも。
2年前の今日。
父が大動脈破裂で再手術。
命は取り留めたものの、
脳梗塞により左半身不随。
意思疎通が一切不可能に。
その2ヶ月後
母がアパートで孤独死。
夏だったので遺体は...
骨になる前の姿を見ること
は出来なかった。
父は病院から施設に移り、
2回ほど救急車で運ばれる
ほど病状が悪化したけど
持ち直した。
でも3度目の正直か、
去年の10月に旅立った。
両親は岐阜に住んでた。
父の施設は愛知県だった。
母は看取るどころか
たった一人で
死んでしまった。
体は腐ってしまった。
父は施設のベッドの上で
看護師さんに看取って
もらって旅立てた。
でも私もきょうだいたちも
死に目にあえなかった。
後悔しても
し切れない。
"近くにいなかったから"
なんて言い訳が
通用するわけがない。
特に母に対しては。
だから
今一生懸命に
親を介護してる人は
心から尊敬するし、
素晴らしいと思う。
疲れたらデイサービスや
施設に頼ってもいいし、
どうしても辛くなったら
病院や施設に戻ってもらう
のも全然アリだと思う。
子どもが苦しむことを
親が望むとは思わないから。
今親のために心を尽くして
行動していることに
自信を持って欲しい。
あっけなく逝って
しまった両親。
ある意味"こども孝行"
なのかも知れない。
"こども孝行"という言葉はないけど
段々年老いていく姿を
見ていても、
親はずっと生きるし
死なない生き物だと
思っているところが
あったかも知れない。
そんなワケないのに。
今日と同じ日が
明日来るとは限らない。
今日生きてるからって
明日も生きてるとは限らない。
自分自身を大切にして
家族も同じように大切に。
友人や知人や
周りの人たちも。
言葉も思いも愛情も全部
惜しみなくケチらずに
いつでも相手に伝えないと
いけない
って改めて思います
もうすぐ母の日。
来月には父の日が
あります。
ご両親がご健在なら
顔を見せるだけでも
いいと思う。
日頃の感謝を伝えられたら
もっといいかも知れない
ほんのちょっとした
ことでいいから
両親のために心を尽くして
あげて欲しいなと思います。
何にも出来なかった
私が偉そうに言うのも
なんですが。
完全なる老婆心ですね
後悔は先には立って
くれないから
私も父の日には
旦那さんのお父さんに
会いに行こうと思ってます
今回オススメしたいこと
右側が高口さんです😊
画像は高口さんのHPよりお借りしています
あさイチに出演された
介護アドバイザーの
高口光子さん。
暗い雰囲気になりがちな
看取りのハナシも明るく
しっかりと分かり易く
教えて下さってました。
とても愛情深い方だなと
思いながらお話を聞いて
いました。
介護に関するお悩みや
興味がある方は
高口さんのHPをご覧に
なると何かヒントが
貰えるかも知れませんね
高口さんのHP
最後までおつきあい下さり
ありがとうございました
