毎日短時間の面会でしたが、毎朝の採血で白血球の上限に達しそうで、いつ命を落とすか?のギリギリラインにいた様で、食事と歯磨き・トイレ以外は安静に(ひたすら静かに興奮せず横たわって過ごす)していて、入院当時は毎日シャワーを浴びていたのかは不明です。

 

常食でしたが、抹消ルート(手の甲から肘までの血管に針じゃ無く柔らかいストローみたいなのを留置)とられててて、電解質か輸血に繋がれていました。

 

内服薬は謎のカプセル2錠・・・これも後日ビックリする事になるのですが時系列で書いていきたいと思っています。

カプセルは抗癌剤で、看護師さんが食後に配薬に来られるのですが看護師さんはディスポの手袋つけてボスの手のひらに渡され服薬確認されるのですが、ボスは急いで手を洗いに行くのです。

不思議に思いボスに『なぜ飲む前じゃなくて飲んだ後に急いで手を洗うのか?』聞いたら『皮膚からも吸収されるらしい・・・』みたいな答えで、ボスの職業上、国立大卒→同じ大学院→同じ大学医局勤務からの個人開業医なので開業後は抗癌剤を扱う事は無いし、私が勤務していた病院②では病棟勤務だったので術後に抗癌剤の点滴を数日だけして退院後の経過に関与していなかった事もあり、『へぇ~・・・知らんかった・・・』位の感覚でした。

数日モヤモヤ考えてボスに『あ~んして口に、舌の上に直接置いて貰って飲んだら?そうしたら手洗いに行かなくて良いやん♪』と提案したら納得した模様で実践し始め、それを見た新しく入院された患者様でデイルームで食事される患者様も『あ~ん』して内服される方を何人か見かけたので、我ながらモヤモヤと考えた甲斐があったな~ニヤリグッと当時思いました。

 

それと、小さなオレンジ色の錠剤を1回で大量に飲んでいて、『それ何?』と聞いてビックリしました。

プレドニン(ステロイド)5mgを20錠・・・計100mg

です。この桁違いのステロイド内服投与にはビックリしすぎて、ステロイドの副作用が思い浮かびましたが(一番はステロイドDM)、飲まなきゃいけないんだろう・・・と思い口に出しては言えませんでしたが、ボスもステロイドの量に関しては後々現れるだろう副作用は気にしていた事が後から分かる事になります。

 

話が脱線しますが、院内処方から院外処方の調剤薬局になり、先発品から後発品(ジェネリック)推奨になり、薬品名が一般名(成分の名前+製薬会社)になり後発品を多々の製薬会社が作る様になり、患者様のお薬手帳に薬品の作用を書いてあるのを貼ってある場合は有難いのですが、そうじゃない場合の内服薬の作用が何なのか?調べるのにウンザリ・ゲンナリな日々です。