ラッキーだったのは、超面倒臭い保健所の立ち入り検査が終わっていた事と、11月3日(金)が文化の日で休みでボスの病気が分かる前から木曜にオペしたら祝祭日診療をしないといけなくなるからオペを入れず木曜午後休診にしていた事です。

 

それと思い出したのですが、11月1日の話し合いでレジ(現金)をどうするか?の話が出たのですが、毎日レジと現金出納帳・日計表・郵便物・FAXは院長室に預ける事になっていたけど、病院に一番遠い私が毎朝1番出勤するのは無理・・・って事で全て受付の🔑の掛かる棚に収納してもらい、現金出納帳は1枚書き終わったら貰い、それ以外は日中に貰うようにし、レジにいくら溜まったか聞いて現金を受け取り銀行に入金する様にしました。

なんだか地味~にボスから口頭で指示された事は多く、でもスタッフの一部(受付)は何事も無かったかの様なあっけらかんとした態度で、話が食い違う事も多々あり、苦労しました。

 

火・木・土は私が最後まで残れるけど、月・水・金は面会終了時間を逆算したら16時までには病院を出ないとボスに教えて貰ったり相談したり出来ないから🔑閉めをお願いしたりも。再度全員に集まって貰うのも・・・と思い、たまたまその場にいた主要な数人に遅出勤→早退勤→大学をこなさなきゃ、病院維持できないって話をし、皆さんに伝えて下さいって話し、ラストと朝一の鍵開け・セコム・病院の門開け・自動ドア開け等・お願いしたけど快く引き受けて貰え、有難かったです。(朝の鍵開け・門開け・自動ドア開けやエアコン付け等、ボスが入院前に主要な人に直電してお願いしてくれていたので助かりました。田舎なのでボスが朝到着したら患者様が順番取りの為に待っておられたりし、ボスの出勤時間も早くなり朝6時には到着する生活が20年以上続いていました。順番取りに来て名前書いて一旦帰宅し再来されるけど流石にそれをスタッフに頼むのは非常識なので誰かが8時までに開けて貰えればOKという事にしました)

その代わり私は水分補給はしても一切休憩時間は取らず院長室のTVさえつけず・・・と言うよりTVなんて見る余裕も無く次々と新体制について考えなきゃいけない事や、思いつく事も多く、働く事で精一杯でした。

 

ボスは常食でしたが毎日輸血か点滴(まだ抹消)に繋がれていて、医者なのに初めての患者様になり、私も日に日にボスを平常心で観れる様になりました。

利き腕じゃない左手にサーフローでルート(輸血か点滴)とられてるのに右手で点滴スタンド押しながら歩いていて、ルートと体と点滴スタンドが絡まってモタモタする姿に気付き、🐤『右手で点滴スタンド持つけん絡まるやん。左手心臓より上に上げんかったら逆流せんっちゃけん、左手でスタンド押せば~』→ボスは地味に納得していました。

 

でもまだボスと具体的に話し合わないといけない事が次々と出てきたのに状況的にそれ所では無く、最初の一週間位はトイレとデイルームでの食事以外ほぼ寝たきり状態で過ごしていました。毎日のシャワーがどうだったかは当時聞かなかったので今でも不明です。