こんにちは。
ご訪問くださり、ありがとうございます。
今日は、本日の段階で8分咲きから満開の醍醐寺の桜について、あまり知られていない空いている絶景桜ポイントや、混雑時のチケットの買い方などについてご紹介します。
※今日(3/30)の仁王門です。
1 拝観券はどこで買うか
醍醐寺の桜の時期の拝観券は、
①三宝院
②伽藍エリア
③霊宝館
の3箇所の共通拝観券で1500円です。
チケットは、この3箇所のどこででも買えます。
↓の地図に水色でマークしたところが各エリアのチケット売り場です。
①の三宝院が全体入口の総門(中央下)に近いため、桜の時期には三宝院のチケット窓口が大行列となり、今日はチケット購入列がなんと総門まで届きました。
ところが、③の霊宝館(三宝院チケット売り場のすぐ右横です)の窓口はガラガラなのです。
私達も、行ったらすぐ霊宝館窓口で共通拝観券を買えました。共通券なので、どこで買っても、3つのエリアどこにでも、あとは並ばずにスルスルと入れます。
あとから行った②の仁王門(西大門)のチケット売り場も、3人並んでいたぐらいでした。
↓
チケットは、③の霊宝館か、そこも混んでいたら少し先の②の仁王門で買うといいです。
2 本当にきれいな桜があるのは?
こちらは穴場情報です。
(1) 三宝院エリア
門を入ってすぐの太閤桜に、みなさん集中されます。
※この人だかりです。
ところが、気づかない人が多いためスルーされている穴場があり、それが
憲深林苑
です。
門を入って直進すると左手にトイレが並んでおり、仮設トイレもあるのですが(実は仮設トイレのほうが洋式でずっと綺麗です)、そこを通り過ぎてトイレの先までさらに直進しますと、お寺のようなものが見えてきて、行き止まりです。
そこを左手に曲がって坂を降りたところにあるお庭です。
こんな感じで、広場の周り一面に桜が植えられています。
時期によっては有料のお茶席になるのですが、今日は無料で入れました。
人が少ないことと、八重桜など種類が多いことが特徴ですので、立ち寄ることをオススメします。
(2) 霊宝館
宝物殿でしょ、と思うと大間違いでして、ここのお庭には「この木なんの木気になる木」のような形の、大きな枝垂桜の銘木がたくさんあります。
↓
この桜は、霊宝館の休憩室の真ん前にあるので、そこのソファから見るのもお勧めです。
しかも、最近は宝物殿の右側から裏の通路に回らせてくださるようになり、裏側の枝垂桜を満喫できるようになりました。
宝物殿入口まで行き、そこから右へ右へと進んで下さい。
下のピンクのマーカーのように反時計回りです。
↓
できれば、朝9時の開門のあと、すぐ霊宝館から回られると、ガラガラに空いたお庭で桜を楽しめます。
(外国人のかたや団体さんは皆様、最初に三宝院へ集中されるのです。)
(3) 伽藍エリア(金堂、観音堂、辨天堂)
三宝院から仁王門へいく道には左右から枝垂桜が垂れかかって、とても風情があります。
この先が伽藍エリアです。
桜の多いところはピンクのマーカーのところです。
五重塔の周辺、金堂と観音堂の周りが美しいです。
ここは、奥まっているせいか、比較的人が少ないのもよいところです。
途中の通路から金堂を見たところです
↓
五重塔付近
距離はそこそこありますが、奥の辨天堂まで行って景色を楽しんでくださいね。
朝9時から入るタイミングで行かれますと、人も少なく、京都の桜を満喫できると思います。
明日も午前中はお天気がもってくれるらしいので、お近くの方はよろしければどうぞ。
なお、地下鉄東西線醍醐駅から醍醐寺まで歩く道筋は、団地の中のプロムナードなのですが、美しい枝垂桜並木になっていて、これも楽しめます。
バスは激混みなのであまりお使いにならないほうがよいかもしれません。
なお、醍醐寺の枝垂桜は、毎年、京都では最初に満開になるもののひとつです。
異常気象でなければ、普通は3月末頃に満開になります。
平安神宮の紅しだれ桜は通常なら4/6〜10に見頃になるので、醍醐寺か平安神宮のどちらかに行こうと考えておくと、異常気象で前後にずれてもなんとかなるかもしれません。
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【3/31加筆】
二条城の桜も、枝垂桜は醍醐寺と同じ頃に早めに咲きます。
枝垂桜は、門を入って(本来の順路とは逆行して)右へ回った先の
清流園
というところの、公衆トイレの北側にあります。
↓
ピンクのマーカー、上側です。
見事な枝垂桜です。
地図の下側のマーカー、二の丸御殿の外側の
桜の園
というところは、枝垂桜より少し遅めに、八重桜がたくさん咲きます。
二の丸御殿に先に行ってしまうとスルーしてしまうので、3月末から4月頃行かれるなら、御殿の前に覗いてみてくださいね。
(今日はまだ咲いてませんでした。)
(加筆は以上です。)