こんばんは。


ご訪問くださり、ありがとうございます。

今日は、桜井識子さんのご本である

おみちびき

で紹介されていた、


願掛けした人のことを後々までフォローし、自宅まで様子を見に来てくださる飛鳥時代の仏様

がおられる法隆寺と、

法隆寺のパワースポット


そして、こちらはご本には載っていないのですが、法隆寺の近くにあって、


安倍晴明様のご実家で、安倍晴明様と文殊菩薩様が祀られており、厄除けに霊験あらたかな

☆安倍文殊院☆

というお寺


についてご紹介します。


1   法隆寺について

桜井識子さんの本「おみちびき」には、聖徳太子様と、飛鳥時代の仏様についての説明が詳しく書かれています。

 

詳しくはこの本を読んでいただきたいのですが、桜井識子さんによると、


法隆寺の金堂におられる飛鳥時代の仏様(ほっそりしたお顔立ちの薬師如来様と、釈迦三尊像)は、他の仏様とは全く違っていて、日本に仏教が伝来した飛鳥時代当時の仏様が中に入っておられる


天平以降の奈良時代の仏様が、お寺にお参りしに来た人を救うという方法をとられているのに対して、

飛鳥時代の仏様がたは、信者のところにスタスタ歩いていくという方法で仏様の側から積極的に助けにきてくださるし、一度お参りして願掛けをすると、アフターケアのために後でその信者のところまで様子を見に来てくださったりする


というのです!


この本が発売されたのは2022年7月で、ちょうど姑が最初に倒れて救急搬送された直後でした。


薬師如来様が自宅や病院までスタスタいらっしゃって、ピカーッと助けてくださるだなんて、そんな有難いことがあるでしょうか。


というわけで、2年前の夏、猛暑の中、本を読んだあとすぐに法隆寺に行ったのでした。


金堂の薬師如来様は、てのひらから光を出していろいろな病を治してくださるそうです。


 ※写真は公式サイトからです。


また、金堂の釈迦如来様は、インドで悟りを開かれたゴータマ・シッダールタ様(お釈迦様)御本人が本当に生前のお姿で中に入られている(道がつながっている)のだそうです。

お釈迦様御本人は、仏像と異なり立ち姿で短い衣を着て、薬師如来様と同様にスタスタと歩いて人々を助けに回られているとのことです。


その当時は、京大病院に入院中の姑の病室のフロアなどをお伝えして、お助けくださるようお願いしたのでした。


姑が回復して退院し、お礼参りしたあと、私達夫婦の腎移植のことなどもいろいろと後日お願いしましたので、今日はそのお礼参りに行ってきました。


こちらは、宝物殿にも飛鳥時代の仏様がかなり大勢おられます。

宝物殿の仏様であっても、中には

「道がつながっていて、お願いすると願掛けを叶えて下さるかたもおられる」

ということも、桜井識子さんの本で始めて知りました。

有難いことです。

最近は、飛鳥時代の仏様だ!と思うと特に必死にお参りするようになりました😅

比叡山でも高野山でも、私達は宝物殿の仏様に真言を唱えて数珠を持って拝み倒しております。周りから見たら変な人ですね(汗)


法隆寺のパワースポットについて】

さて、おみちびきには、桜井識子さんが聖徳太子様から教えていただいた法隆寺のパワースポットについても書いてありまして、そこは


地面の中から暖かい空気が吹き上がっている、とても強いパワースポットでエネルギーをいただける


ということです。


おみちびきを読んだ直後は、


ほんとかなあ…パワーなんて、霊能者でないとわからないんじゃないかな?


と思いながら行ってみたのですが、普通の一般人である私も主人も、ふたりともが仰天するほど、バンバンと熱い空気が地面から吹き上がっていました!

ふたりで、わーわーと飛び上がって喜びました。


もちろん7月の猛暑日ですから、まわりは白砂の照り返しで陽炎が出るぐらいめちゃくちゃ暑かったのですが、それとは全く質の違う、

うわーっこれは有難いパワーだぁ! 

という空気が地面から吹き出しているのです。

そして、パワスポのエリアから一歩足を踏み出すと、ピタッと熱い空気は感じられなくなります。

畳を縦に2枚並べたぐらいの細長い範囲だけ、何やら有難いものが地面から出ているのです。


場所は、西院伽藍(金堂のあるところ)の、金堂と五重塔の間で、青銅の灯籠の少し手前です。
 ↓

      このあたりです

地図ですと、①と⑨の少し上のピンクの点あたりになります。
現地で歩いてごらんになるとすぐわかると思います。 


また、本の中では別の箇所に書いてあるのですが、西院伽藍から東院伽藍の夢殿へ行く通路の南側にある土塀(崩れかけてます)沿いギリギリのところで、土塀の向こうからパワーっぽいものが出てくるところがあるということで、そこも行ってみたら何か出ていました!

↑の地図の右側のピンクの線あたりです。

この門を出て東に直進する道沿い右側になります。

なお、この土塀のパワスポ部分には、昔、聖徳太子様の御屋敷があったそうです。
御屋敷のところ(土塀の向こう)は今は別の非公開のお寺になっているのですが、なんと、パワスポの一部にお庭がかかっているカフェがあります。

カフェ こもど

さんです。

東大門を出てすぐ、パワスポ土塀と交差して右に分岐する道があるのですが、その少し先になります。

この写真は、こもどさんの前からパワスポ土塀の方向を見たところです。
入口の引き戸を開けると通路で、左側がこもどさん、直進して突き抜けると中庭です。
 ↓

この中庭で、こもどさんで注文したかき氷やソフトクリームを食べることができます。
こちらが中庭です。テーブルと椅子で食べることができます。
 ↓

すりおろしイチゴのかき氷

中庭の突き当り、茶色い塀のあるところあたりが、さきほどの土塀の向こうのパワスポエリアとつながっています。
目に見えて空気が違いました。

2022年7月当時、主人は(実は胆石のせいだったことが翌年わかったのですが)謎の吐き気に悩まされていたのですが、その時は、こもどさんの中庭でこのかき氷を食べたら、スカッと体調不良がおさまりました。
なお、そのとき、お店のかたにパワスポだ✨パワスポだ✨と話したためなのか、昨日行ってみたら、テーブルの位置がパワスポ寄りに移っていました(笑)

西院伽藍の灯籠の前と、夢殿へ行く途中の土塀周りは、ぜひチェックなさってみてください。

2  安倍文殊院
法隆寺から車で一般道を30分ほど走りますと、大神神社の近くにつきます。
このエリアに、あの安倍晴明公のご実家跡だという
安倍文殊院
があります。


安倍一族の菩提寺だそうです。


こちらには、安倍晴明様の像が仏様としてまつられているほか、晴明様の像を祀ってある六角形の金閣浮御堂というお堂で、厄除けのための珍しい儀式をすることができます。



厄除けのしかた

厄除けには二種類あり、


①ご祈祷を受ける(②も料金コミでついてきます)


②本堂は拝観だけにして、自分で金閣浮御堂を7周回って厄除けする


のどちらかです。


①ですと祈祷料のみで、拝観料は不要です。

(駐車場横の拝観受付で「祈祷です」といえばチケットなしで入れてくれます。そのあと本堂で祈祷受付、になります。)


②ですと、本堂と金閣浮御堂の共通拝観券を1200円で買います(浮御堂だけなら750円?でした。)。そのチケットを買うと、厄除の金の納め札と、お財布に入れて携帯するための赤い厄除けお守りがいただけます。


①を申し込むと、ご祈祷のあとで、ご祈祷のおふだのほか、玄関の内側に貼る赤い結界札(有効期限1年)、お守り(白い大きいものと財布用の赤のふたつ)がいただけます。

本堂の御本尊、快慶作の7メートルもある巨大な渡海文殊菩薩様の足元でご祈祷を受け、錫杖と太鼓でお祓いのあと読経と祈願をしていただけます。

そのあとゆっくり拝ませていただけます。

これぐらいの御本尊との距離感で祈祷になります。
こちらの御本尊はお顔立ちが美しいだけではなく、乗り物の狛犬さんの表情がなんともいえず可愛いので、大好きです。ご祈祷席だと、狛犬さんとばっちり目が合います(笑)
(写真はお借りしました。)

一般の拝観ですと柵の手前、正面遠くから拝むので、こんな感じです。
(もう少し遠いです)
 ↓

↓がご祈祷でいただける御札等です。

真ん中がおふだで、本人の寝る部屋にまつります。

右側が結界札で、玄関の内側のドアの上や横などの壁に貼ります。シールつきの紙です。
左下がお守りで身につけるなどして、上の赤い薄いお守りは財布やスマホにいれます。
そのほか、大きな絵馬もくださるので、願い事を記入して絵馬掛けにかけて納めます。

ご祈祷がすむと(または六角堂の拝観料を払うと)、金色の七枚つながった厚紙の納め札をくださいます。
 ↓


ここからは①と②が同じになります。

金閣浮御堂は、お堂の中に弁財天様と安倍晴明様がまつられています。
  ※お堂遠景
お堂の中に入る前に、7枚綴りの金の納め札を使ってお祓いをします。

納め札を手に持ち、まずお堂の前でお賽銭を入れて祈願します。
自分から取り除いていただきたい厄(トラブル。病気、困る人間関係、そのほかいろいろ)について、
私から◯◯をお取り除きください
とお願いします。
※お坊さん直伝の祈願の方法です。

そのあと、祈願しながらお堂の外側を時計回りに周り、一周したら、お堂の正面でお辞儀して、1枚目の納め札を右側から切り離して納め箱(賽銭箱の形です)に入れます。
次に2周目…3周目…と、7周回って、納め札を全部入れたら、

七難即滅

で、厄がとり除かれるので、そのあと、お堂の中に入って弁天様と晴明様にお参りして、福を授けていただくと

七福即生

となるようです。
真冬だと非常に寒いですので、防寒をしっかりしたほうがよさそうです。

ゴールデンウイーク中は、お堂の中の秘仏の掛け軸がご開帳されるのですが、誰もいなくても外を7周回るのはけっこう大変なので(お堂の外側の右奥が超狭いです)、人がたくさんいるとめちゃくちゃ密で大変そうです。

厄除けは閑散期になさることをお勧めします。

安倍文殊院は、授与品の多くに印がついており、安倍晴明様のファンの方にはお勧めのお寺です。

本堂には、文殊菩薩様以外にもたくさんの仏様が祀られていて、お誕生日に御札を送って下さる制度とか、いろいろ行き届いていますので、時間を多めにとってお参りされるとよいのではと思います。
見どころたくさんの素敵なお寺です。

仏様のご加護で、皆様が厄や病気から救われますように。
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