こんばんは。

ご訪問くださり、ありがとうございます。


こちらでは、基本的に腎不全のかたのお役に立ちそうな情報をご紹介しておりますが、病気平癒祈願などの関係で、神社仏閣へのお参り情報も書いております。


今日は、今のような寒い時期にお参りする際に必ず悩まされる

寒さ対策

について、とても画期的だった防寒商品をいくつかご紹介します。


なお、腎不全のかたは、血流不良のために

手足の末端の冷え

にお悩みのかたも多いと思いますので、これらのグッズは、腎不全のかたの

日常の通勤や通院の際の防寒ウエア

としても優秀だと思います。


1  登山用靴下

これまで、冬場のお参りというと、お堂や本殿の板張りの上を歩いたときにしんしんと爪先や足の裏から冷えてきたり、玉砂利の上を歩くと冷気が靴からしみこんで足が痺れる…といった点がとても辛く、ついつい二の足を踏む原因になっていました。


昨年5月、三輪山登拝の際に好日山荘でトレッキングや登山用の厚めの靴下を買ったのですが、これを冬場の寒さ対策としてお参りの際に履いてみたところ、寒さ対策としても、足のむくみや疲れ予防グッズとしても、極めて優秀であることが判明しました。

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最初に買ったものは「中厚」という製品で、登山時の足への衝撃吸収と、足首の締付けがないことをメインに選んだものです。

ウールがかなり入っていて、内側がパイル編みで、手触りはふわふわでした。

ピッタリ同じものをネットで探せないのですが、よく似た商品をご紹介します。


ミズノ公式サイト 






別メーカーのMont-bellさんだとこんな感じです。


お店でさわってみて、手触りやふわふわ度をたしかめてご購入されるとよいと思います。
たいてい、土踏まずのところが多少キュッとなっており、裏にタオルのようなパイルがついているので、抜群のクッション性があり、また、歩いてると土踏まずをマッサージされる感じになるので、どんなに歩いても足が疲れません。
メリノウール(チクチクしない高品質ウール)などが配合されているので、全く冷気を寄せ付けず、足は常にポカポカです。

1月6日の初巳の夜、深夜に、氷点下の比叡山の山中を片道30分登り降りしましたが、足は全く寒さを感じることなく、快適に弾むように登れました。

1/10は寒くなる予報でしたので仕事の際に履いていきましたが、1日じゅう、靴の中が暖かくサラサラで、とってもハッピーでした。
駅の階段も、靴下の足裏クッション性能のおかげで駆け上がれる感じです。

1月8日の初薬師の日には、この靴下を洗濯中だったため、ヒートテックの厚めのケーブル編みソックスを履いたのですが、痛いほど足が寒くて冷たく、靴からしんしんと冷えてきて、たちまち気力が奪われまして、うわぁ靴下って大事なんだー!としみじみ思った次第です。

足の冷えや疲れにお悩みのかた、できればお近くの好日山荘などの山登りショップで、風合いをさわってたしかめてから、ひとつお求めになってみてくださいね。


2 ワークマンの人工ゴム製シューズ

マンダム 
プログリップシューズ


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全体が特殊発泡ポリ塩化ビニルでできており、一体構造のゴム靴ですので、雨が全くしみ込みません!
雨模様のときや、雨上がりのとき、土や砂利、草地などの寺社にお参りするにはこの靴が無敵です。
しかも、お遍路や神社参りのときに役立つ白色タイプと、仕事にも使える黒の両方があります。

サイズが23の次は24…というように刻みが大きいのですが、靴下の分厚いのを履くことを考えると、小さいよりはやや大きいほうが使いやすいです。

比叡山無動寺谷のケーブル駅からの砂の坂道や、比叡山横川の石でゴロゴロした山道も快適に歩けました。

傾斜が急で岩場があり、粘土で滑る三輪山などは、スタッドレス仕様の登山用トレッキングシューズのほうがお勧めですが、比叡山や金毘羅さんや稲荷山など、基本的に階段があるようなところなら、この靴で十分いけます。

簡易ゴム長靴のようなものですので、大雨の時、仕事に履いていくにも非常に便利です。そして足がポカポカです。


3 バスクラフトのモカシンローファー

以前にもご紹介した、神戸のメーカー
バスクラフト
は、通年扱いのアイテムとして
モカシンローファー
という靴を出しています。


柔らかい合皮でできており、水洗い可能です。


こちらも、遍路や神社用に重宝な白色と、仕事やお寺に便利な黒色の両方があります。
(ほかのカラーバリエーションもすごいです。カラーオーダーもあります。)
こちらは、ワークマンほどの防水性はないですし、靴底はツルツルなので、グリップ力(滑らなさ)もワークマンに劣りますが、その分通気性があるので、稲荷山程度なら十分快適に登れます。
なによりブラックタイプは、パンツスーツと合わせて仕事に履いていくのにとても重宝です。

レディースによくある、爪先の尖った靴だと、足先をしめつけられるので冷たくなるし、暖かい靴下を合わせにくいのですが、この靴なら、登山用靴下でも大丈夫です。
(サイズ合わせによりますが…)

うちの下駄箱にはこのブラックが4足収納されていまして、パタリロのように日替わりで履いて仕事に行っております(笑)

4  裏起毛または綿入りのゴルフウエアのズボン

お遍路さんは、基本的には白装束です。また、神社参拝のとき、真っ黒な服装は失礼に当たるのだそうで、できれば白っぽい服装が喜ばれるのだとか。
そう言われると必死に白い服を探してしまうのですが、真冬用の暖かい白い服を探すのはなかなか大変です。

そんなとき!

頼りになるのがゴルフウエアです。
ゴルフウエアには、必ずといっていいほど、白っぽいものがあります。
また、ゴルファーさんたちは、比較的高齢なのに明け方から山の中を歩き回るわけですので、それ用のウエアは十分な防寒性能があります。

ヒールクリーク、というメーカーの冬用中綿キルティングズボンと、裏起毛ズボンは、めちゃくちゃ暖かく、比叡山の夜明け前の勤行でも、小雪舞う高野山でも、全く寒くなく、楽に過ごせました。
もちろんゴルフウエアですので、お揃いになるトップスなども充実しています。おそろいにすると、なんとなく科特隊風味でかっこよくなります。そしてトップスもメチャ暖かいです。
接待ゴルフに行く社長さん達を納得させるための防寒仕様、さすがです!

こういうゴルフウエアで白装束にしてお遍路していたら、お遍路グッズ屋さんのおばあさんから、
「えらいかっこええお遍路さんやなあ!」
とお褒めいただきました。大変にうれしかったです(笑)

お遍路用のズボンなどはペラペラの綿で寒いことこのうえないので、冬はとにかく機能面重視で体をいたわりましょう!

快適グッズで暖かくお参りや通勤、通院なさってくださいね。
いつもイイネやコメントをありがとうございます。とても励みになっております。

一部で予告しておりました蛸薬師の縁日祈祷につきましては、次回書かせていただきますので、もうしばらくお待ち下さいませ。