映画『鬼太郎誕生、ゲゲゲの謎』

を観て来ました


娘が先に観て勧められ

入場特典がまだ残っていたお台場まで

足を延ばすことに

音響体験プレミアムシートは

音の振動がすごい、お尻の下も響く

両隣が少し離れていてゆったり座れて良い



ゲ謎は思うほど怖くはなかった

ちょっとグロいな

重たい話だけど地味に面白い

妖怪はそんなに出てこない

エンドロールの後にそうなんだと理解した

なんだか泣きそうだった

たぶん何回か観て理解を深めたいかも

終わってから入場特典のイラスト見て泣いた

2種類とも良い絵だと思った



昔私が子供の頃にテレビで観ていた

ゲゲゲの鬼太郎はすごく怖かった

社会問題とか社会の風潮を風刺していた

この映画は昭和30年頃の話なんだけど

現在を皮肉っているようにも思える

いつの世代だって人間界を皮肉っている


この映画とは話が少し離れるけど

作者の水木さんは自身の戦争体験と

妖怪を調べるうちに霊感のようなものが

身に付いたと話していた


ゲゲゲに私の感じるところは

自然界にある眼に見えない何かには

畏敬の念を持って生きるべきと

教えてくれていること


妖怪や霊的なものは信じていなくとも

私は信じる方だけど

何か感じることは大事にした方が良い

第六感的なことや昔からの言い伝えや

台風や地震や自然現象に

人間は謙虚になるべき


日本は八百万の神がいて

木にも岩にも山にも海にも太陽も神が宿り

あちこちに鳥居がある

石碑もたくさん残されている

至るところに神さまがいる日本

神さま仏さまを忘れないで生きること


この土地日本に生きる人間は

神さまに許されてこの地を借りて

住んでいて生かされていると思う

ご先祖さまはそんなふうに生きてきた

全部自分のものじゃない

謙虚に生きていけたらと思う


お天道様に顔向け出来ない

天に向かって唾を吐く

ばちが当たる

お天道様は太陽神の天照大神

昔々から今に伝わることには意味がある

普通の人は時代と共に疎かになっているが

神社仏閣は脈々と伝統を守っている


そして私達人間は神さまや仏さまから

守られて生きていること忘れないでいたい


そんな日本は大丈夫と思いたい……