昨日、母の施設から

前日、母の熱が37.7度になり
この日は血圧が通常の半分になり
2日間食事が摂れていないので、点滴をして良いか、

という連絡があった。

実を言うと私も、癌のせいなのか
食べると肝臓近辺に痛みが出る、という毎日を繰り返し、眠れない毎夜だったので
暫く食べずにいてみるか、と
生姜紅茶と人参ジュースと葛湯で
8日間のファスティングをしたばかり。

今は重湯や葛湯で回復食している最中です。

おかげでロキソニンを飲まなくても
耐えられるまで痛みは引いた。
そりゃ痛いけど。

なので、数日食べなくてもそんなに心配はいらないのでは、と思い

点滴はあと1日様子を見てから、と返したのですが

施設に行くと、もう点滴の用意がされていて、私の最終返事待ち

あと1日様子見を頼んだのに

往診してくださる先生が、一刻も早くした方が良い、という意見だったらしい。

浮腫んでるのに生理食塩水の点滴なんかしたら
余計に浮腫むんじゃないの?

と、思ったのだけど、そういうの見ちゃうと
断りづらい

500ccくらいなら大丈夫、という周りの意見。

そうですか、と点滴の許可をしてしまった。
バタバタしだしたので
私は昨日はそのまま帰ってきてしまったのだけど


案の定、今日きたら、母の足はパツパツになっている。

今日昼には往診してくださった先生から連絡あり。

やはり血圧は上がらない。
食べられない。
心臓が弱っている。

最悪、今日、このまま亡くなる、ということもありますので、覚悟だけはしておいてくださいと。

話を聞いた時の私

なんか、もうこれで良いのかも知れない。

と、思った。

前回の記事であんなこと書いてしまったせいかな、ふざけんな、とか、母が癌の原因だとか。
ウソは書いてないけど。

在宅クリニックの先生、

病院で延命なさいますか?

と、訊いてきたけど

もう、母の生命力と自然に任せます。

といった。

もういいよね。という心境

というか、私も今なら多分、
ギリギリで母を送り出せる。

緩和ケアとかでこれから麻薬を使うなら
もっと食べれなくなって
母のところに来れなくなるかも知れない。

でも今はファスティングのおかげか、ファスティングをする前より夜中の痛みは少ない。

それに実際、母を送り出したら、自分の事はもういいや、って心境になっている。

もしかしたら逆にプレッシャーから解放されるのかも知れない。

母の終わりを望んでいる訳じゃない。

ただ、ちゃんと母を送り出したいだけ。


今日は施設で、
苦しそうに胸を上下させる母に、沢山の

お母さんありがとう、と

お母さん大好き、を繰り返して言った。

すぐあとから私も行くかも知れないから寂しがらないで良いよ、とも。

また沢山泣いたけどね。


これが最後のお花になるかな。