一昨日の話をもう少し

 

まず、午前中にケアマネさんの月1訪問があったのは

昨日書きましたが

 

3人でテーブルを囲んで座ったとき、

 

うちの母

 

誰もいないほうを指さして、

 

 

あの方はどなた?

 

 

とケアマネさんに訊きました

ケアマネさん、さすがにちょっとびっくりしてました。

 

私はもう、慣れっこになってきたので

 

ああ、たまに誰か見えるみたいですよ

 

と、一応フォロー

 

 

サイゼリアへ行った帰りも

 

近所にとても親しくしてくださる床屋さんがあって

そこのパパさんが飼っているティーカッププードルが

普段から母と私にとてもなついてくれて

 

お店の前を通ると

ドアの内側からキュンキュン鳴いてくるので

床屋のパパさんもお客様がいないときは

 

ちょっと寄って

遊んでやって~

 

と、声をかけてくれます

 

一昨日も同様にお店に寄ったのですが

母はパパさんのプードルを膝にのせながら

 

やはり誰もいない場所を指さして

 

 

あのワンちゃんはどこのワンちゃん?

 

 

と言うので、パパさん、びっくり

 

私も、犬も見えるのか~って、ちょっとびっくり。

 

 

 

私が母を一昨年の11月に
物忘れ外来へ連れて行ったのは
もの忘れが頻繁になったということもあったけど

こういう、いない人が見えてしまう・・・という

症状が出るようになったからで。


私は帰宅するといつも
母の部屋のふすまを開けて

ただ今、と言うのですが

母がそのとき返した言葉は


今日は3人の男の人が来て

あっちへ行ったり、こっちへ行ったりして
ここに段ボールを積み上げてくれたの、

 


と自分の部屋の段ボールを指さしました

それ、お母さんが積んだダンボールだよ

と返すと


あら、そうだったかしら?
 

 

と言って、

 

自分がおかしな発言していることに
なんの不思議もなさそう。



幻覚まで見ると、いよいよ末期かな~と

そのころは思ったけど

 

末期どころか、あれは始まりだったんですね

 

 

そういえば、今日の関東は

春一番が吹き荒れています

 

春には認知症が悪化する傾向があるようなので

 

帰ったら、また母のパラレルワールドな話を

聞かされることになるかもしれない(笑)

 

 

 

おまけ。

 

母はもともと

幽霊っぽいものも見えちゃう人

 

死んだ親戚や

狛犬の大群とか

 

ただ、そういうのが見える時は

 

身体の自由がきかなくなることがほとんど。

(金縛りってやつですね~)

 

私もちょっとそういうことありますから

 

母が今、見ているのは

そういう類ではなく

 

認知症の症状が

見せいているものなんだなっていうのが

わかります

 

こういうの、真っ向否定する人から見ると

 

私たち、アブナイ母娘かもですね