自転車での琵琶湖一周がしたい、という話をすると、大抵「体力ないくせに？」又は「運動できなさそうなのに？」という顔をされます。
筋トレ好きの友人にその話をすると、まずは体づくり！こういう筋トレがあって！計画的に！云々と熱く語られてしまいました。まあそうなるよな。
私のロマンは「普段着で、普通の自転車でふらっと見知らぬ町をぶらぶらする」というところにあるんですが、確かに、琵琶湖沿いでそれをやるのは無理そう。うん。薄々わかってたけどやっぱ私には無理か。
そもそも、私は一日に自転車で何キロ走れるんだろうか。という疑問があったので、こないだ試してみました。
我がチューバッカ号（電気自転車）は一度に50キロちょっと走れますが、この事実からしてもう一周（200キロ）を一気にするのは無理だもんな。
いや、間に一泊を挟んで…というつもりではあったんだけど、それにしたって一日100キロだし、途中で充電しないといけない。
調べるとうちから滋賀県大津市までが約50キロあったので、ちょうどいいやと思いある朝、出発しました。
グーグルマップでルートを検討し、そのルート上にいくつものネットカフェ（充電及び自身の休憩のため）があるのを確認してから気分よくスタート。
結論から言うと、大津までは行けませんでした。その手前の山科で挫折。
いやもうちょっとだし頑張ったらいけそうだったんだけど、時間的にここで引き返さなければ帰宅が夜中になると思って。
結果的に山科で折り返しても帰宅は夜中になりましたが。
なので、私が一日で走破できるのは頑張って80キロちょっとということになります。これでは一泊二日での一周は無理だな。
ちなみに、翌日は膝も痛いしお尻も痛いし、っていうか今もちょっと痛い。
とにかくお尻が痛かったです。
気分よく「どこまでも走れる！私は風！」と意気揚々としていたのはせいぜい初めの1時間半で、2時間を超えるとお尻が痛くなるため、しょちゅう休憩していました。
あと、大容量の充電池のせいか、1時間充電しただけじゃいっぱいにならないのも誤算だった。
件の友人には、夫にサポートについてもらい、ある地点まで連れて行ってもらうとか、待機しておいてなにかあれば回収してもらうとかした方がいいと言われました。
そんなに人に手間をかけさせるものはもう「ぼうけん」じゃない。
一気に一周はあきらめて、お遍路さんみたいに少しづつやったらどう？という意見もあり、それが現実的な気もします。
夏の間、どうするかちょっと考えようかと思います。