10代後半、バイト時代を経て社会人になって数年くらいの間、夏と冬のバーゲンに血道をあげていました。
中学生の同級生で、一時同じバイトをしていた友人がいて、彼女とよくふたりでバーゲン行ったなぁ。
当時はまだ携帯の時代で、いつでもどこでもネットできる…という感じではなかったので、雑誌などでバーゲン情報を調べていました。
どこに自分たちの好きなショップがあるかは把握していたけど、下見にも行ってたな。欲しい服の目星をつけるために。かなりの気合い。
そしていざバーゲンとなると、稼いだバイト代やボーナスを握りしめて突撃していました。
と言っても、人との小競り合いとか奪い合いは苦手なので、押し合いへしあいみたいな場所は行かなかったけど。
たんまり買い込み、その後友人宅でファッションショーするのが楽しかったです。
友人と私は好みがかなり似ていて、買い物がとても楽でした。
互いに手持ち服も把握してるから、「こないだ買ったあれに合いそう」とか「あれと組み合わせるとかわいいと思う」など、アドバイスも的確でした。
あまりに好みが一致しているため、同じデザインの色違いを買うこともしばしば。
たまに別々に買い物に行って同じ服を買ってくることもあったくらい。
なので、服の貸し借りや交換ができればもっと楽しかったと思うんだけど、それもたまにはやったけど…頻繁にはできなかったのは体格が違い過ぎたため。
私、165センチ。友人は145センチでした。この差は大きい!
彼女のロングスカートは私の膝がちょっと隠れるかな?なスカートに。
彼女の上着に至っては着る気も起きないほど私には無理でした。
これほどに好みが似ているのにこんなにも身長が違うとは、何たる悲劇。
今はあまりバーゲンに行くことはなくなり、行ったとしてもひとりでさっと、って感じなんですが、たまに彼女との戦略的バーゲンを思い出してなつかしくなります。