私が物心つかない頃からうちには父の趣味でビートルズやサンタナが流れていたんですが、幼稚園~小学生の時はあまり気にしていませんでした。
子どもなので、変な効果音や特徴的な音が入っている曲が面白かったという記憶はあるけど、ビートルズがどんな人たちなのかも知らなかったし。
興味が出てきたのは中学生の頃です。英語が少しわかるようになってから。
で、小さな頃はBGMとしか思っていなかったこれらの曲にも歌詞があり、日本語ではどういう意味なのか?と興味を持った私は、歌詞カードやライナーノーツを読むようになりました。
まあ、中学生にはビートルズの歌詞は全く共感できなかったけど。
それをきっかけに、気になる英語の曲があれば歌詞を読んで、真似て声に出してみる、というシャドーイングのようなことをするようになりました。(ちなみに歌は別に上手くありません)
「気になる英語の曲」は、数年ごとに現れました。
今日は過去のそんな曲たちをちょっと紹介してみます。
1.SLOW DOWN/The Beatles
ビートルズの曲はいくつか覚えましたが、一番印象に残っているのはこれ。
「ねえそんな急がないでゆっくり歩いてよ、おれに優しくしてくれよ」みたいな内容で、これは中学生の私にも分かる内容でした。(教科書だって持ってやっただろ、みたいな歌詞があったので、中高生くらいの設定なのかな)
けっこう早口なんですが、「歌詞カードには書いてあるけど全く発音が聞こえない」という箇所があり、そこを何度も何度も聴きなおした記憶。(結局聞こえませんでした)
2.ephemera
ノルウェーのガールズバンドです。彼女らの曲が好きで、よく聴いたし覚えようとがんばったな。
最初に覚えたのは「nice day」という曲。これは日本で車のCMに使われていました。
彼女らは英語が母語じゃないせいか、非常に聞き取りやすい英語で歌ってくれるのがポイント高し。声は張り上げない、呟くような優しい歌声で、私好みです。こんな声になりたかった…
3.My Favorite Things
このブログのタイトルにもしていますね。説明不要の名曲です。
センテンスが長いので覚えるのに苦労しました。そして今は半分くらい忘れてしまった。
この曲、名曲過ぎてありとあらゆる人がカバーしているので、すごくたくさんのバージョンがあります。私は土岐麻子さんのバージョンと、「そうだ、京都いこう」のアレンジが好きです。
4.Lullaby of Birdland
これも有名曲なので、説明不要だと思いますが、なんとなく買ったジャズのCDに入ってたことがじっくり聴くきっかけでした。例によって色んな人がカバーしています。サラ・ボーンのバージョンが好き。
なんていうか、私自身は全く色気がないタイプなので、こういう人に憧れます。
5.My Happy Ending/Avril LaVigne
アブリル・ラヴィーンの初期の曲。なんでこれが私にヒットしたのかわかりませんが、多分、当時Tommy Feburuaryとか好きだったからかな?ちょっと似てるよね?
基本的に私はephemeraみたいな呟くように歌う透明感のある声の女性が好きなんですが、全く逆の方向性でアブリルみたいな感じも好きです。
6.I Want It That Way. .../Backstreet Boys
どこで聴いたのか覚えてませんが、Aメロからサビからすべて好きです。この曲以外にも色々覚えたなー。
7.Englishman in New York/Sting
これね、覚えた歌っていうか、覚えられないです。なんでだろう?けっこう早口だからかな。
発音がこもっているように聞こえて覚えにくいっていうのもある。イギリス人だからかな。でも、ビートルズの面々もイギリス人だしなあ。
この曲が発するメッセージ、「Be yourself、no matter what they say」(誰が何を言おうと、自分らしくあれ)は、時々口にして自分を鼓舞することがあります。
こうして並べてみると、全然脈絡ないな。
自分の感性にひっかかったもの、というくくりだけど、私の感性とっ散らかってんなぁ…と改めて思いました。