先月、いきなり発表されたイングヴェイの9年ぶりの来日。しかも、前回は渋谷公会堂1回だけだったが、名古屋と大阪の公演もある。今回はアルバム「RISING FORCE」でソロ・デビューしてから40周年という記念の年であるので、セットリストもかなり多岐にわたってはいたが、その分、楽曲はメドレーだったりカットされたりは多かったが、個人的にはフルで演奏されるのが一番良いのだが、ある意味楽曲の細かい所にこだわらない一般オーディエンスの目から見たとしたなら、かなり充実していたと思えるライヴであった。

会場の入場口を見ていても、ソールド・アウトという事もあり結構な人が並んでいたが、中に入ったら次々に人が入って来て、先日のCYCLONEでのORANGE GOBLINほどではないにしろ、それなりにギュウギュウな感じになってきた。「イングヴェイが好きな人ってこんなにいたの?」という感じであったが、実際9年も来ておらず、彼のライヴを見たことがないという世代も増えているのかもしれない、とも思った。我々のような高齢オーディエンスばかりには見えなかった。

スタート時間ギリギリ前にギターのサウンドチェックに来たりしていたので、「これはちょっと遅れるかな?」と思っていたが、日本のスタッフの「今日は収録のカメラが入っているので、写りこみがあるかもしれませんが、ご了承ください。」というアナウンスとオーディエンスを煽る口上の後、定刻ピッタリに強烈な速弾きのストラトの音が響いてきたので、全く遅れるという想像は杞憂であった。そして、そのまま、あのキーボードのコードの変化するイントロがかかる。"Rising Force"!ドラムは非常にタイトでスタジオ・ヴァージョンより複雑なフィルを入れながらもテンポ感は確実にしっかりしている。現在のところ最新作の「PARABELLUM」アルバムで叩いているローレンス・レナーバック(という名前のイングヴェイのドラム・プログラミングである…とWikiには書いてあるが、実際は不明。)ではなく、 ツアー要員のケビン・クリンゲンシュミッドというドラマー。 これまでイングヴェイのバンドで叩いてきたドラマーの中ではコージー・パウエルやマイケル・フォン・ノリングのような凄腕よりも(コージーとは既に世代が違うと思うが)確実にテクニックは上のような気はする。もちろん、今の若手のプレイヤーは情報のある中で育ってきているだけにプレイ自体は本当に上手い。2コーラス目はカットしてギター・ソロへ突入したが、キーボードとのバトルは少しある。ただし、エンディングの長い下降フレーズはこれまた簡略プレイにして、ダッ、ダッ、ダーン!でシメ。

すぐに「WORLD ON FIRE」アルバムからのギター・インストの2曲のメドレーに入る。まず1曲目は"Top Down, Foot Down"。疾走曲である。しかし、ある程度で止めて、速弾き下降プレイで始まったのは"No Rest For The Wicked"。途中にある結構かっこいいリフ・パートも省略してメドレーにしているが、前作「WORLD ON FIRE」は伯爵のヴォーカルがまだまだ過渡期で、トップのメロディアスな様式美ナンバーではかなり厳しいものがあり、その印象が大きくて当時2、3回しか聴いておらず、この似通った2つのインストの区別はついていなかった。今回だいぶ聴きこんでからライヴに望んだので、区別はついたのだが。まぁ、こういう例はこれからもどんどん出てきそうな気はする。(以下、「伯爵」という語でイングヴェイを表現する場合アリ。95年の「MAGNUM OPUS」の時の「B!」インタビューの"Overture 1622"に関する事でMalmsteen家の由来を述べた時に、「俺は貴族なんだ。正確には伯爵だ。Malmsteenというのは『銀の鉱石』という意味で、Steenとは"Stone"の意味…つまり俺の祖先は銀鉱を見つけて1622年に貴族(ナイト)の称号をもらったのさ。」と述べた事が今まで、彼が「貴族」と半分アイロニカルに云われるゆえんであるが、貴族というと、昔、全員がハーレーに乗っているバンドがいたのを思い出すのと(知っている人もいるかもしれない。)、なんだかバカにしているようだから、俺は「伯爵」と呼んでいるのである。(一方で「マルム」なんて言ったりもしているが。w))

キーボードがコードを鳴らし、これも前作「WORLD ON FIRE」から"Soldier"。伯爵のヴォーカルで歌われている曲で、最初はバラード調で始まりだんだんとハードに展開する曲だが、ほぼメドレー形式なのですぐにハードな展開になる。すぐにソロ、そして、ドラムがリズムを叩き出している間にギターをすぐに替えて、イントロの速弾きからキーボードによるクワイアが入って、"Into Valhalla"、さらに、次はほぼ半分ぐらいは演奏したか?…「ATTACK!!」アルバムからの代表インスト"Baroque & Roll"。"Far Beyond The Sun"を少しソフトにしたようなラインが印象的である。そして、最後に"Masquerade"のエンディングを足して終わり。この後半の3曲のメドレーは、ラウパの時も9年前の渋公でも披露しているので、定番メドレーとなっているようだ。
そして、キーボードがピアノのサウンドにして即興でスローなメロディを弾き始めた…それが聴き慣れたフレーズに変わり、なんと、ライヴで聴くのはあのツアーにだけ行っていないから、もしかしたら初めて聴くかもしれない"Like An Angel -For April"。イングヴェイはその時に恋している人の事をそのままラブソングにしてしまうので、これも結婚したての頃に出した「FACING THE ANIMAL」からのエイプリル夫人へのラヴ・ソングのバラード。だが、ヴォーカルは高い所がないので、なんと伯爵本人が歌ってしまう。ビックリ。とはいえ、だいぶヴォーカルも板についてきたので、それほど遜色があるわけでもない。しかし、これも2コーラス目はカットしてソロへ入り、エンディングも途中まで弾いて一度止めて、全員のパワーコードで終わらせた。ただ、ここまでの流れでも思うが、イングヴェイのギターのトーン、全体のサウンドのバランス、演奏そのもの、ステージの進行とほぼ文句の付け様がないプロのステージだ。確かに既存曲のカットは多く、フルで聴かせてほしいとは思ってしまうが、楽曲構成にそれほど拘りがない人には素晴らしいライヴと言えるだろう。

さらに、新作からミドル・テンポの重いリフの"Relentless Fury"。こちらもイングヴェイのヴォーカルだが、やはり、2コーラス目はカットしていた。そのままソロ。そしてソロのハイライト…となったところで、「You're Ichiban!!」と感激しながらのMCを入れて、次に弾いたリフは…最初は何だか分からなかったが、なんと、ファーストから"Now Your Ships Are Burned"!!ファーストの曲の中では2曲あるヴォーカル入りナンバーのうちの1曲ではあるが、こちらはどちらかというとインスト部メインである。ヴォーカルはスタジオ盤ではジェフ・スコット・ソートであるが、元々アメリカにわたる前のスウェーデンでのライヴでもイングヴェイが歌っていたので、元に戻ったような感じで彼自身が歌う。だが、短く強烈な速弾きのベース・ソロ(スタジオ盤はこれも伯爵のベース。)の部分のリフを上手く使って、拡張ヴァージョンでクリーンなトーンでのサイレントなソロを披露した。この感じは70年代的なフィーリングで良い感じだ。もちろん、その後の2コーラス目はなく、そのままラストのリフでフィニッシュした。さらに新作のトップ・ナンバー、"Wolves At The Door"へと続ける。これもフルではない。ただ、新作の中ではトップの曲だし、インパクトは大きいので全編やってほしい感はあったが…これも、「WAR TO END ALL WARS」アルバムのオープナーの"Prophet Of Doom"と同じで中間にはパガニーニの24の奇想曲(カプリース)の24曲目のフレーズを導入しており、ライヴではさすがにこのフレーズは映える。

次に放たれたのは、少し意外な曲であった。ALCATRAZZ時代の"Hiroshima Mon Amour"。「ATTACK!!」アルバムのツアーで確か久々に復活して、あの時と次の来日ではドゥギー・ホワイトが歌っていたが、高過ぎてかなり細いファルセットになってしまっていた。それと比較すると、ニック・マリノのヴォーカルの方が安定している。(ラウパの時も彼が歌った…今回で自分は4回目なので凄く意外な選曲とは思っていない…。)これも2コーラスなしでソロ。その後のヴォーカル・パートもカット。そして伯爵がMCを取って次の曲を紹介。新作のタイトル・トラックである"(Si Vis Pacem) Parabellum"。こちらはフル・ヴァージョンでやった。ただ、スタジオ・ヴァージョンより凄く速かったが。中間部でスローになり、リズムも変わるのだが、その部分のプレイが凄く良かったと思う。新作の中では"Wolves At The Door"と並んでインパクトのあるナンバーである。

一度イングヴェイは袖に消えて、ベース氏がMCをする。すぐに出てきた伯爵は、ギターの慣らし運転的なボリューム奏法の短いソロというかDoodle(無目的な落書きという単語で、適当に即興で弾いている時に用いられる。)を行なって、カラオケをバックで「FIRE & ICE」アルバムの"No Mercy"ソロ前のオーケストラを入れたパートで使ったバッハの管弦楽組曲第2番の「バディヌリー」("ドラミちゃんのえかきうた"の冒頭でも使われている。)を演奏、さらにパガニーニのバイオリン協奏曲第4番の第一楽章の冒頭へ。ここからはおなじみの形だ。さらにトマソ・アルビノーニのアダージォ(Icarus’ Dream Suite Opus4のイントロで使用)を弾いて、"Far Beyond The Sun"に入る。イングヴェイが「儀式のようなものだ。」と呼ぶこの曲を途中カットするなどという事はあり得ない。それほどまでに、彼のライヴでは必要不可欠なギター・インストゥルメンタルである。いつも通り、即興を交えながら強烈なパッセージの連続だが、エンディングのブロークン・コードの手前ではノイズだらけにして遊んでいた。続いて、"Arpeggios From Hell"の一部分を弾いた。この流れで弾くのは初めてかもしれない。

そして聴き慣れたSEが流れた。この曲を初めて聴いたのは、ちょうど30年前の春…25歳…まさかこの歳になってもイングヴェイのライヴに行っているとは。まぁ、自分の人生半分以上がロックに染められていることの証明だ。伯爵のライヴに行くのも、これが16回目だし。…というわけで、"Seventh Sign"。さすがにこの曲のヴォーカルはニックが歌う。ただし、2コーラス目はなくすぐにソロに入った。ソロの最初のブロークン・コード(アルペジオ)の長距離移動の激ムズな部分は、伯爵をコピーしている友達は90年代では一番難しいところだったらしいが、本家は勿論余裕でやっているが、結構最後の方は即興が混ざったのでチョンボしている部分もあった。ちなみに、スタジオ盤ではベースも伯爵だが、このソロのウラで鳴っているベース・ラインがとても独特なのだ。俺は、イングヴェイはベーシストとしても相当評価している。まあ、ルートを確実に刻むようなプレイはそれほど堅実なプレイは望めないかもしれないが、普通のアレンジでは考えられないようなラインが飛び出してくる部分は結構多くの人が指摘しているし、とてもユニークだ。ソロの後のサビはこれはカットしない。オーディエンスが呼応する部分があるので、盛り上がるためだ。そういう部分は実はカットはしないという意味ではカットする部分も計算されているのだろう。

「協奏組曲」(原題:Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra in E flat minor Op.1 -MILLENNIUM-)にも同名の曲はあったが、これは、器楽形式の一つの名前である。"Toccata"。主に鍵盤楽器による、速いパッセージや細かい音形の変化のある即興的な楽曲。また技巧的な表現が特徴である。動詞のtoccare(触れる)に由来している。だから、逆に言うと、ギターでトッカータという楽曲は面白いわけだが。「協奏組曲」のものとは違って、リズムも激しく速いインストで、短いだけにカットはなしで終わった。そして、次はファーストから"Evil Eye"。これはALCATRAZZ時代にメジャーとしては発表になった楽曲(ライヴ・テイク)だが、スウェーデン時代のアマチュアの頃にもやっていた。「協奏組曲」のライヴの時に、プログラムの前半でインスト・ナンバーをオーケストラ・アレンジして"Blitzkrieg"(商品化されたDVDなどにはこの曲はアンコール扱いになっているが、実は前半で演奏された。)や"Brothers"などと一緒にオケと演奏したのは見たが、ファーストのスタジオ・テイクのロックンロール・ヴァージョンはこれが初だ。静かなパートに入るのが早かったから、何回かリフを繰り返すところは省略していたが、やはりこれも名曲の一つだ。イントロのメロディが「アクロンなら毛糸洗いに…♪」なんて言っていたが(笑)、たしかこれも元になったクラシックの楽曲があったはずだ。

そして、ここで、いきなりDEEP PURPLEの超有名曲"Smoke On The Water"のリフを弾く。「マジかぁ~~?」となったが、まぁ、確かに昔もこの曲をやった事はあったと思うし、分かるけど、"Demon's Eye"とか"Mistreated"とか、もうちょっとマイナーな曲ならカヴァーするのも分かるけど、今回は40周年記念なんだから、大阪でやった"As Above, So Below"とかやってくれよ~。(苦笑)という事で、伯爵がヴォーカルで、1コーラス終わったらソロ。そして、キーボードとのバトルがあって終わり。
再び、袖に消えた伯爵。ベース氏がMCを取る。帰ってきたイングヴェイは、またギターを鳴らし運転して、必殺のあのフレーズを鳴らした。"Trilogy Suite OP:5"のイントロだ!いつものように3回やって三連ツーバスのあのパートに入る。そして、いつもなら"Krakatau"のヘヴィなリフで場面転換するのだが、意外にも"Vengeance"のソロに入る前のフレーズ(実は新作の"Presto Vivace in C# Minor"の途中でも再び使っている。w)をどんどんキーを変えて弾くという新しい技に。フリーなソロに入り、弾きまくるが、途中からディレイのかかった物悲しい雰囲気のダークな表現に…最後のところで、バッハのトッカータとフーガの中間のフレーズを一瞬弾いたが、一度止めて、なんとこれも珍しい、イングヴェイ・マルムスティーンの最高傑作の一つと言えるインストゥルメンタル…亡くなった兄への想いを捧げた"Brothers"である。先述のようにオーケストラとの演奏は2001年に見ているが、バンドでの演奏は30年前の映像作品にもなった94年の武道館公演以来ということになるかもしれない。これはじっくりと演奏。本日の自分にとってのハイライトになったことは言うまでもない。そして、再びカラオケをバックに「協奏組曲」の3曲目"Fugue"をいつものように弾いて、ヘヴィなキーボードのコードが鳴り、フリーのソロへ。途中からノイジーになり、アナログ・ディレイを回してカオティックな空間を作る。マーシャルの上に弦をこすりつけ、さらに弦を引きちぎり、ディレイの目盛りを回していく…ギュウゥーーーーーン!!と強烈に速い所まで回して一気に落とす。いつものギター・ソロ・タイムのエンディングとなった。

伯爵が次の用意のために袖に消えて、そこを繋ぐのはドラム・ソロ。しかし、この ケビン・クリンゲンシュミッド 、速度はメチャメチャ速い!最近のデス・メタルのドラマーみたいな感じだ。ブラストっぽいフレーズもあったし…ただ、トリガーは多分使っているだろうという感じの硬質な音だった。昔風のそれぞれの打音で音量が違う感じのドラム・ソロには思えなかったから…。3~4分で伯爵登場、ギターを鳴らすと、全員でパワー・コードをガーーッと鳴らす。そして、本編ラストの曲はキーボードのイントロが印象深いあの曲だった。"You Don't Remember, I'll Never Forget"。おそらく、2005年に厚生年金会館で聴いて以来、ほぼ20年ぐらいライヴでは聴いていない。まあ、また2コーラス目はカットしていたが、ラストのサビはキックのみにして、オーディエンスが歌ったりとそういった盛り上がる箇所の配慮はあったし、これが本編ラストというのは、しっくりくる。「Tokyo, domo arigato, thank you, thank You, thank you…God bless you, see you!!」と叫んで再びドーーッとコードを鳴らしまくって、ステージを去っていった。

本編終了が19時26分…ほぼ1分で出て来て、アコギをスタンドにセットしたものをローディが運んできて、アンコール。アコギでの速弾きをして、すぐにバッハのG線上のアリアを弾く。ここは定番だが、次は珍しく小フーガ。そして、"Icarus’ Dream Suite Opus4"のアルビノーニのアダージォの次に入ってくるアコースティックのパートを弾き(この曲も結構長いのだが、まだ全編演奏したことはないだろう。日本ではまずないはずだ。なかなか聞かせる大作なのだが。)、さらに「協奏組曲」から"Prelude To April"…そして、ついに"Black Star"のイントロが来た。いつものロング・トーンのところで、ピックアップを指していたが、なんとなくハーモニクスが出ているのか、微妙な共鳴音?がしていた。そこから、さらにディレイをかけて即興のプレイに入っていく…。ヴォリューム奏法を入れて、最後のリフといつもの足のキックを入れた。
すぐさま、刻みのリフを入れたが、これが今回のツアーでは初の演奏となった"I'll See The Light, Tonight"。2コーラス目、ソロ後の一部はカットだが、この曲が聴けた!というオーディエンスの興奮状態は物凄いものとなっていた感じだった。
「Tokyo~~!God bless you!…Good night, good night...Thank you, thank you, thank you~~~!」 で、コードから最後のリフでシメ!!日本公演最終日終了である。

正直、曲のカットに拘る人はマニア的な拘りであって、全体の流れやパフォーマンスなどは素晴らしいライヴであるから、今後、どういう風にもっていくかはわからないが、専属シンガーを入れてほしいとかは、現在のところではあまり個人的には希望はない。BLUE MURDERでジョン・サイクスが歌ったのとそれほど変わらないぐらいのレベルで歌えているし、多分、もっとうまくなっていくのでは?とも思わせた。ギター・プレイ的には、前回来た時はもっと雑で適当な印象があったので、それもだいぶ安定していた感があったし、「速弾き」とは言っても、今の若い人の速弾きは物凄い速度で、イングヴェイの世代よりずっと速いし正確だが、それはもう何も関係がない話だ。彼の場合、そのスピードが即興でなされるエキサイティングな側面もあるし、それにもうあのトーンは彼にしか出せない。
40年間、唯一無二のギター・ヒーローであることを証明したステージであった!

YNGWIE MALMSTEEN@Zepp Diver City Tokyo 2024.5.11
SET LIST:
1. Rising Force(※□)
2. (Medley)Top Down, Foot Down~No Rest For The Wicked
3. (Medley)Soldier~Into Valhalla~Baroque & Roll~Masquerade
4. Like An Angel -For April(※◇)
5. Relentless Fury(※◇)~Now Your Ships Are Burned(※◇)~Wolves At The Door(※◇)
6. Hiroshima Mon Amour(ALCATRAZZの曲、※□)
7. (Si Vis Pacem) Parabellum
8. Guitar Doodle~バッハ:管弦楽組曲第2番7曲「バディヌリー」~パガニーニ:バイオリン協奏曲第4番~アルビノーニ:アダージォ~Far Beyond The Sun~Arpeggios From Hell(部分)
9. Seventh Sign(※□)
10.Toccata
11.Evil Eye(※)
12.Smoke On The Water(DEEP PURPLEのカヴァー)(※◇)~Guitar & Keyboard Battle
13. Guitar Doodle~Trilogy Suite OP:5(イントロ)~Vengeance(ソロ前のリフ)~Guitar Solo~バッハ:トッカータとフーガ(中間の一部)
14. Brothers
15. Fugue~Guitar Solo
16. Drum Solo
17. You Don't Remember, I'll Never Forget(※、□)
-Encore-
1. Acoustic Guitar Solo~バッハ:管弦楽組曲第3番2曲「エール」(G線上のアリア)(部分)~バッハ:小フーガ(イントロ)~Icarus’ Dream Suite Opus4(部分)~Prelude To April(イントロ)~Black Star
2. I'll See The Light, Tonight(※□)

(凡例:
※…2コーラス目をカットしたり、フル・ヴァージョンではない。
□…リード・ヴォーカルはニック・マリノ(Key.担当)
◇…リード・ヴォーカルはイングヴェイ・マルムスティーン)


https://www.yngwiemalmsteen.com/