日曜は吉祥寺。CRESCENDO。
今回は物凄い異種混合ラインナップのライヴで、スラッシュ、メロディック・デス、アイドル、ゾンビ・メタル？…と多岐に渡る感じであった。
トップはAFTERMATH。ちょうど1年前からスタートしたバンドであるが、一風変わったアーミールックのガールズ・バンドである。
初期のラインナップの頃に聴いた時は、90年代のモダンなテイストも感じられたが、基本的にはストレートなへヴィ・メタルである。
ともかくヴォーカル、Bear嬢のフロントマンとしての佇まいは、最近見た新人の中でも飛び抜けているという感じだ。まだ多少、声が細いという側面はあるものの、明らかにスター性とポテンシャルを感じる。今後がさらに楽しみな感じである。
PVや音源よりも、明らかにライヴの方が彼女達の本領は発揮されていると感じた次第である。
AFTERMATH＠吉祥寺CRESCENDO
SET LIST：
1. (New Song）Burn Out
2. War Is On
3. Monster
4. Still Waiting To Break
5. Searching For My Savior
次は、NECRONOMIDOLというアイドル・ユニット。
こちらは…う～ん、なんと言っていいのかちょっと分からない。俺の領域ではないので、コメントは控えます。
(元来、オタクではあるけれど、概してアイドルものにはほとんどハマった事がないので（田村ゆかりは一応声優ですし…。）ほぼ門外漢であるから…。）
Necronomidol / ネクロノマイドル公式サイト
次は、10年前の秋にGOTHIC LOGICのサポートで叩いた時に新宿LIVE FREAKで対バンした事があるZOMBIE LOLITA。
あの時以来、ライヴは見ていなかったのであるが、だいぶメタル的なアレンジが施され、当時はかなり演劇的な部分もあったが、そういったシアトリカルな部分は残しつつ（曲の途中で3人のヴォーカルうち左右の2人がフロアにまで入り暴れまくる（這い回る？）パフォーマンスなどもしっかりとあった。）、より楽曲中心になっていた感じである。
ともかくドラマーがかなりテクニカルでブラストがシャープだった。
（どうやら、色々なスタイルでのライヴを行っているみたいである。）
ZOMBIE LOLITA OFFICIAL WEBSITE
名古屋のSIN FROM THE RESURRECTION。
基本的にはメロディック・デス・メタルのスタイルだが、トリオで6弦のベースなど、どちらかというとインスト・パートが充実しており、ストレートな歌モノでグロウルという感じとは少々異なるので、俺の様なオールド・スクールなメタル野郎でもスラッシュ・メタル的な感覚で聴ける感じであった。
ドラマー氏のスティック回ししながらクラッシュ・シンバルを打つ奏法というかパフォーマンスがなかなかにスリリングで斬新だった。（今度一回試してみよう。あれは結構難易度高そうだ。）あれだけの演奏の中で、ショウマンシップがあるドラマーは素晴らしい！
SIN FROM THE RESURRECTION Official Site
TotentanZ。
ちょいショートカット・グラインドっぽいラウド・ロック？
普通のシャウトの途中でガテラル・ヴォイスも混ぜるというスタイルであった。ともかく音がデカい。
トリの兀突骨を見るのは丁度1年前の「OBSCENE RITUAL vol,32」以来だと思う。
途中、新曲もやったが、ともかくも演奏力が物凄く高くなっている感じだ。テクニカルなスラッシュと呼ぶべきか？ともかく、チョッパー・プレイが随所で聴かれるのが特徴である。
途中ベースとギターのソロ合戦で、速弾き（ギター）、高速チョッパー（ベース）、チョッパー（ギター）、ライトハンド（ベース）、ライトハンド（ギター）…と続いた。ああいう形で見せるのはエンターテイメント性があって楽しい。
ラストは必殺の"カミソリ"が炸裂した！
公式HP
あ、そうだ、HPはあまり更新してないと言っていたので、Twitterもご紹介。（笑）
http://twitter.com/GotsuMetal