いつも読んでくださってありがとうございます!
初抗がん剤点滴治療から1週間後
2回目の血液検査と、レントゲンでの画像検査をしました
その前に
ずっと書いてきたように、半年前に肺がんと言われ、遺伝子変異がみつかり、分子標的薬のタグリッソ→ジオトリフ→免疫チェックポイント阻害剤のキイトルーダと試しましたが、無気肺になり、横ばい横ばいで逆に腫瘍が大きくなり、激しい痛みも出てくるなど、ことごとく効果なく日に日にCEAが上昇
なにしろ、私の場合、骨転移が多く大きくなった仙骨の腫瘍が左太ももの神経を刺激し、ナイフで刺され叫びたくなる程の痛みになっていました
タグリッソやジオトリフが効かないので進みますよね
痛みが激しいので、腫瘍を小さくして疼痛を和らげる目的で、放射線治療をしました
結果、奏功し腫瘍が縮小し全く痛みがなくなり痛み止めは一切飲まなくてよくなりました
この半年間で、効果が顕著だったのは放射線治療のみと言った感じでした
話は戻って
主治医が検査結果を告げに病室に入ってきました
いつもの無表情
主治医 「血液検査なんですが、肝臓の値も特に大きな変化はなく、白血球の値も今のところ問題ないですよ」
私 「良かった ありがとうございます」
主治医相変わらず無表情
主治医 「退院します~?」
私 「えっ?!」
(退院予定は1週間先のはず…)
主治医 「おうちに帰って良いですよ~」
私 「………、あのレントゲンは?~」
主治医 「あ、無気肺綺麗に治ってました、原発も大きくなってたリンパ節の腫瘍も小さくなってました!効いてますよ~~♪」
と、ここで主治医が笑顔に
*心の叫び) それ先に言ってくださ~~い!
昨年秋に進行肺がんと言われ、治療がことごとく裏目裏目にでてしまい、落ち込んでは涙していただけに、初めて聞けたその言葉が嬉しくて、込み上げてくるものがありました
これから100%起きるであろう骨髄抑制の副作用が起きてくる時期らしいので、またすぐ血液検査に通院するのですが、やはり家で過ごせるのは気持ちが違います
鏡にうつった顔を見ると、あまり赤みがなく白っぽいのと、頻脈なので貧血かなと想像するので副作用が起きてるかもしれません
これから先、まだまだ何が起こるかわかりませんし、また辛い事や我慢しなくちゃいけない事もでてくると思いますが、寿命があるうちと言うか、生かされる間は家族の為にも頑張るしかないなと思っています
入院時には感じる余裕がなかったのですが、外に出ると病院の敷地内の木々の新緑やつつじの花の鮮やかさが心に沁み改めて深く感動しました
いつもありがとうございます