今年の1月から本格的に始めた不妊治療ですが、誰にも言っていませんでした。
でも流産してしまったときに、精神的にどうしても耐えられなくなって、職場の先輩に打ち明けました。
先輩も不妊治療をしていて、37歳で体外受精で双子を授かり、今は3歳になった息子ちゃんを育てながらフルタイムで働いています。
妊娠していたけど流産してしまったこと、転院を考えていること、治療を続けるにあたって上司に話すか迷っていることなど、相談に乗ってもらいました。
「体外はとにかく仕事を休む頻度が増えるから、早々に上司に話したよ。私は周りに知っておいてもらったから、だいぶ楽だったかな」
先輩は不妊治療をオープンにしていたので、フロアが違う社員でも知っている人はいたし、自分がオープンにしているから不妊の相談を受けることも多く、いろんな情報も持っていました。
「○○さんも対外だし、○○ちゃんも私が紹介したクリニックで体外して授かったしね」
「そうだったんですか!?」
昔一緒に仕事をしていた先輩も、バリキャリの後輩ちゃんも体外受精で子供を授かったのだと知り、本当に驚きました。
「誰にも言わずに治療を続ける人ももちろんいるけど、やっぱり上司には言っておいた方がいいと思うよ」
そう言われて、わたしは上司に報告することを決めました。
同じ日に上司に時間をもらい、個室で妊活をしていることを話しました。
流産してしまったことも話しました。
上司は去年から着任した40代の男性ですが、黙って話を聞いてくれていました。
「実はうちも2人目の時に流産してるんだ。手術で出てきたパンダみたいな赤ちゃんを見たときは、さすがに泣いたなあ」
「俺の親戚に助産師がいて、早いうちの流産は赤ちゃん側に原因があるから、母親は悪くないって教えられたよ。だからリンさんは悪くないからな」
「会社をちょこちょこ休んでたのが体調悪いからだと思ってたから、そうじゃないならよかった」
たくさん優しい言葉をかけて頂いて、上司がこの人で本当に良かったと思いました。
上司に話すことを迷っていたわたしの背中を押してくれた先輩にも感謝です。
「また妊活頑張るつもりなので、ちょこちょこお休みを頂くこともあると思いますが、よろしくお願いします🙇♀️」
そう断言できたことで、有休をとることの申し訳なさも少し軽くなりました。
次は上司に良い報告ができるといいな…!