お昼前、クリニックから帰宅すると仕事に行ったはずの夫くんがリビングにいました。

今日は珍しく客先周りの仕事だったそうで、時間を作ってわたしが帰ってくるのを待っていたそうです。


こういうとき、家族の顔を見るとだめですね。

妊娠が発覚してすごく喜んでた時のこととか、パパになったら思い切り甘やかすぞ!と言ってた時のこととか、全部蘇ってしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまうんです。

赤ちゃんの染色体異常が原因だと分かっていても、少なからず自分を責めてしまうのは仕方のないことだと思います。


泣き止むまで待ってくれて、お昼ご飯を一緒にたべてくれて、夫君は仕事に戻っていきました。

わたしはソファで横になって、泣いたりウトウトしたりしながら時間が過ぎていくのを待ちました。


ティッシュを何枚濡らしても涙は枯れなかったけれど、顔を見ることのできなかった我が子に向けて最後の日記を書きました。


お腹に宿った時から成長がのんびりな子だったけど、最後は自分から出てきてくれて親孝行な子だった。


7週間の短い時間だったけど、わたしたちを親にしてくれてありがとう。


またお腹に宿ってくれる日を待っているからね。