退院が4日の金曜日にきまってから、先日B棟7階にお引越ししました今更ー
同じお部屋には同病さんはいらっしゃらないぽいけど、このフロアにはY先生O先生のお名前が書いてあるお部屋が少なくとも2つあります
どちらも術後間もないのか、1人部屋です。
私の方はというと、安定してるのでということで検温血圧も1日に一回になり、ひたすら娑婆に出る日まで耐える日々
採血や検査などのイベントもなく、ブログにかくことといえばそれでも毎日お顔を見せてくださるY先生とのおもしろ話くらいしかなく。日々の楽しみの一つでもありますY先生の愛ある毒舌エピソードは尽きませんが、一つ分かったのはやっぱり。すごく熱心でこの方に任せてよかったったこと
O先生ももちろん。
さてこうして時間があると様々なこと考えます。
いままで、とっても恵まれて幸せだったと改めて思いました。
何不自由なく大学まで卒業し、就職、結婚、子供も希望通り3人も授かって、念願のマイホームまで。その都度、この幸せを噛み締めないとって思ってました。思ってたつもりでした。
でも実際は、まだやり足りなかった部活や、もっと打ち込めばよかった仕事、子供を叱ることより一緒にもっと楽しめばよかったな、なんて後悔とまでは言わないけど、足元に散らばってる幸せを見てるだけじゃなく、もっと立ち止まってしゃがんで、両手で包んでポッケにたくさん入れたらよかったなって思うんです。
その時は一生懸命で、もし今その時に戻れてもやっぱり思うようには過ごせないかもしれないけど。
退院したら、きっとしばらく今までとおんなじようにワンオペで家を回すなんてことは難しい。
けど、子供の声に耳を傾け、家族みんなの力を借りて過ごしたいな。幸せのかけらを拾いながら。
なんでもなかったことが、ほんとに奇跡で幸せの塊なんだものね。
家にいる時は長男に誘われても絶対やらないわと断っていたルービックキューブ。入院中にできるようになりました。活字離れ甚だしく、長女に勧められてもなかなか読む気にならなかった文庫本、読みました。
どちらもおもしろかった。こんなふうに気づかなかったあれこれが、きっと過ぎゆく時間の中にたくさんあったんだろうな。
こんな病気ゆえにマイナスなことを考えることもまだまだもちろん多いですが、こんなふうに思えるようになったのもこんな病気ゆえなのかな、とも思いました。
‥ちなみに同室の方は明日と明後日に退院らしいです‥ウラヤマシイ
早く帰りたいー