おはようございま~す
朝に記事を更新するのってものすごく久しぶりな気がいたします
今朝のこぴよなんですが、まだ微熱があるものの5時から起きだして、麦茶とお米せんべいを食べたあと、フォローアップミルクと野菜入りおじやを食べました
お薬飲んで歯を磨いて、再びベッドで眠っています。
この状況であれば明日は出勤できそうです。
ε=(。・д・。)ほっ
さて。
どのワーキングマザーにとっても、子どもの病気というのは最も難しい課題のひとつであるということは共通のものだ思いますが、今日はこのことを少し考えてみたいと思います。
子どもが病気になると、どの母親にとっても心配でなんとか早く治してあげたいと昼夜を問わず看病したりして大変なものです。
私も今回、こぴよがあまりにも熱が高く、そして下がらず、食事も全然できずに数日過ごしたのでものすごく心配しました。
受診したときに最後にドクターから言われたのは、
「じゃあお母さん、明後日にまた受診してください。それまで保育園は休んでくださいね」
という言葉でした。
ドクターが言われることは当然のことです。
ですが、お仕事に穴をあけるということはワーキングマザーにとって大変なことでもあります。
面接予定がどうなっていたかとか、患者さんの援助に支障がでないかとか、いろいろなことを考えてしまってすぐに素直に従う気持ちになれませんでした
私はいま、非常に恵まれていて、今年度いっぱいまでは多少の発熱でも預かってもらえる保育園でこぴよをお願いできています。
なので、気づくと
「24時間で病児保育もしてくださる保育園に預けていますが、それでも休ませないといけないでしょうか」
と聞いていました。
「部屋も別にして見てくれるなら絶対だめではないけど、でもね、本当は休ませたほうがいいんですよ」
とドクターはおっしゃいました。
本当にそうですよね。
子どもが苦しいときに子どものことを一番に考えられない。
ワーキングマザーの一番つらい瞬間かもしれません。
その夜、こぴよは嘔吐し、深夜には40℃の熱になってしまったので、こぴよを車で連れまわすのはやめようという決心がつき、ダンナに頼み込んで翌日の午前中だけ出勤し、予約に入っていたクライエント対策やどうしてもやっておかなければいけない相談をなんとかこなし、部署の後輩ちゃんにお願いして2日間休む段取りを調えました。
子どものことを一番に考えたいけれど、私が休むことによって患者さんのその後の人生に影響しないための措置や、わざわざ遠いところから時間を作って相談にいらっしゃるクライエントになんらかの対処を講じる責任はあります。
そのことと子どものこととなんとか綱渡りでバランスをとりつつ、乗り越えていくしかないものなのでしょう。
私の母からも、私たちきょうだいが病気をするたびに大変だったという話を何度も聞きました。
職場で
「お宅のお子さんはからだが弱いねと言われたのが辛かった」
と母は言っています。
私は4人きょうだいなので、ひとりひとりが特別病気がちでなくても、4人いればそれなりに休む頻度は高くなります。
そのかたは他意はなくなんとなく言っただけなのかもしれませんが、母にとってはまた休むのかと暗に言われた気がしてならなかったようです。
きょうだいのなかでも私は少し病気になりやすいタチだったようで、どうしても母は休めないからと、就学前からひとりで自宅で寝ていたことも何度かありました。
吐きたくなったとき用の洗面器と、薬と、食事と、絵本を枕元に用意してもらっていました。
私はというと、普段は独占できないテレビでNHKの子ども用教育番組を見るという特典を楽しみつつ、絵本を読んだり眠ったりして、母が帰ってくるとご褒美に塗り絵を買ってきてくれたのが嬉しかったなぁ。
それに、
「ことりがイイ子で寝ててくれるからママは本当に助かった」
と褒めてもらえたのも嬉しかったものです。
あまりにも具合が悪すぎるときはできないでしょうが、将来はそんなふうにこぴよを置いて出勤する日もくるのでしょうね。
私が感じたような冒険心や高揚感を彼女が感じてくれればいいのですが。。。
正直複雑な心境です。
ワーキングマザーが子どもの病気によって仕事を休まなくてはいけないという状況のとき、ママにとって苦しいのは、まずは子どもの病気や苦しんでいることそのものに対してと、そして子どものことを一番に考えて即行動に移れないという罪悪感、それから休むことによって迷惑をかける職場の同僚やクライエントへの申し訳ないという気持ち、こうした迷惑をかける状況に対する職場からの評価などで、三つ巴のような気持ちになってしまいます。
もちろん理解してくれるひとたちもたくさんいるのですが、罪悪感というのはなかなか消えないものです。
そんなときに、
「お母さんはひとりだけですから、お仕事のことは他の人になんとかしていただきましょう」
なんて言葉を、保母さんや別のかたから言われた日には心臓がえぐられてなかなか再起でしません
とどめの一言って感じですよね。。。(涙)
私はまだそんなことを言われたことはありませんが、私の職種は女性が非常に多いのでよくそんな話を聞きます。
お迎えの時間が遅くなったときに事情を説明しても、子どもには関係ないからという理屈らしいのです。
入院しないと命にかかわると言われてもお金がないからと拒否しているという相談があれば、私たちは飛んで行ってなんとか手立てがあるかを調べてなんとか安心してもらって入院になるというような援助もあります。
他の人になんとかしていただきましょうって言われると。。。患者さんや家族もなんとか自分たちで調べればいいのかもしれませんが、そこを振り切ってでも帰らなくてはいけないときもあるんでしょうか。
発想の転換が必要なのか、保育園の理解が必要なのか。
でも、子どもだって母親がどんな仕事をしているのか、それによって寂しい思いもするかもしれないけど、責任を放り出しても平気な母親って子どもに尊敬されるのかしら?
まだまだ新米ワーキングマザーですから、当事者となって考えるのは始めたばかりのようなものです。
でも、罪悪感との折り合いをつけるということと、子どもにとってどうしても母親が必要な「いま」を見誤らないようにすることは絶対に必要でしょうね。
みなさんはどう思われますか
働くママだって子どもを愛する気持ちは変わりません。
こぴよちゃん、愛してるからね。