…が点を入れなければ決して勝てないスポーツである
そんな言葉を体現するかのようなゲームでした
結果はご存じのとおり0-0のスコアレスドロー
これでSC相模原は直近3試合で連続引き分け
勝ち点が積みあがるのは悪いことではないものの、勝って勝ち点「3」は手に入れたいところですね
やや足踏み状態ということもあり、順位はやや下げる結果となってしまいました
特に下位チームとの対戦となった宮崎、横浜についてはどちらかで勝ち点3を拾いたかったですね…
さてゲームの方はホームギオンスのような雰囲気、アウェージャックもさることながら強い風の下での試合
前後半を通じて試合を優位に進めたのは相模原でしたが、試合後の戸田監督のコメントにもあるように「決定力」の部分が課題となり、得点は入りませんでした
この日の収穫は藤沼と高木のツートップが思いのほか機能したこと
これまでの瀬沼1トップと比較しても、前線からのチェイシングは良かったと思います
しばらくゲームから離れていた藤沼もキレた動きをしており、今後に期待できる内容でした
また、PKこそ外してしまったものの、ブルーノ・サントスも元気な姿を見せており、今後の活躍に期待が持てそうです
これまでのゲームと比較してもFW陣が得点しそうなチャンスが増えたことはポジティブと捉えるようにします
ディフェンス陣も良く頑張って、相手にチャンスらしいチャンスを作らせなかったのは良い意味でクオリティが継続していると感じました
…がやはり冒頭に書いたように。サッカーは点を入れなければ勝てないスポーツ
SC相模原は失点数こそリーグ2位の8失点(1位は大阪の7失点)であるものの、得点数は下から2番目の10得点(ワーストは北九州の9得点)
13試合経過時点ですので、1試合あたりで得点も失点も0点台の平均となるので、観ている方からするとワクワクドキドキに乏しいことも否めません
相手を崩した華麗なゴールも見ていて興奮はしますが、泥臭くもぎ取った点でも同じ1点
サイドからのクロスにこだわるだけでなく、時には強引な中央突破やミドルレンジからのシュートも必要なのでは?と思うところもあります
足を振らなければ得点は入らない…訳ですので、チーム戦術は大事にしつつ、もう少しゴールへの貪欲さや積極性も見せてほしいところではあります
次の週末はリーグ戦が一服となり、天皇杯神奈川県予選の決勝
相手はJリーグ内定者が複数名いる桐蔭横浜大学サッカー部
場所は今回と同じ神奈川サッカーの聖地、ニッパツ三ッ沢球技場