目の前の仕事を終わらせる充実感にとらわれるな! | 理系税理士 佐原三枝子のラジカルトーク

理系税理士 佐原三枝子のラジカルトーク

宝塚で開業している女性税理士です。
経営や税務に関することはもちろん
季節のエッセイや
トレッキングやアウトドアの趣味のことも書いています。


ゴールを設定して、そこから現在を考える。


この感覚はビジネスの常識になっていますが、
現実には
組織のリーダー格の人のみならずトップまでが
差し迫った仕事や目の前の仕事に追われているってこと
ないですか?


この状況の方に

「社長!視点を高く持って、ゴールから逆算した行動をしてください。」
なんて言ってもあまり効き目はありません。

 


 

この要因として、
目の前の仕事を終わらせる達成感に
変な中毒性があるからじゃないかと思うんです。


頑張っている気になっている。
そしてその間は、
ゴールとか、そういうはっきりしないことを
考えなくていいから、
むしろ気が楽なんじゃないかと。


でも、
ゴールを設定しないで暴走している車なんて
たとえ歩行者でも怖くて遠くから見てるしかないし
ましてや怖くて乗れませんよね。


これから脱却していただくあくまで最終手段として
荒っぽいですが
やりたいだけやっていただく、
というのがあります。


そうすると
自分が倒れるか
気が付いたら周りにだれもいなくなるか
のいずれかになります。
そこまでしていただくしかない重症者の方への処方です。


ちなみに、
私は数年前に倒れて
このことを身をもって知りました(笑)