昨日、大阪市東住吉区役所で開催された

「認知症区民フォーラム」に参加してきました。

「9月21日は認知症の日」

昨年に続き、今年も寸劇や講演があり、

楽しく分かりやすく学べる時間でした。


特別講演では、大阪公立大学大学院の中西教授がお話しされ、65歳以上の認知症有病率について驚きのデータを紹介してくださいました。

2012年は15%だったのが、2022年には12.3%へと減少しているそうです。

「増えているのでは」と思っていたので意外でしたが、その背景には、喫煙率の低下や生活習慣病の管理、健康意識の変化などの影響があるのではないかと話されていました。


私自身、今月86歳で亡くなった父の在宅

介護を振り返ります。

2021年、82歳でペースメーカー手術から退院後に急に様子が変わり、どう対応したらよいのか分からず戸惑いました。

泣きながら地域包括支援センターに

相談しました。

そこからケアマネジャーさん、看護師さん、ヘルパーさんに支えられ、父の望んだ在宅介護を最期まで続けることができました。


また、50代の私自身も物忘れが気になることがあり真顔以前との違いに気づくことも増えています。

年齢を重ねることで「自分も無関係ではない」と感じるようになりました。


そして父の介護をきっかけに「介護美容」と出会い、施設で美容を届けるようになりました。

さらに自宅サロンでは、介護予防につながるケアを提供し、心と身体の両方を元気にしていただけるよう活動しています。


大阪市東住吉区在住で、認知症のことを

相談したい方は、まず地域包括支援センター内の「東住吉オレンジチーム」に相談

されると安心だと思います。


地域の支え合いの仕組みを知っているだけでも心強いですね。