あの校長先生の発言、どう思われましたか?
「女性にとって最も大切なことは、こどもを二人以上生むことです。これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります」
男女差別と言うよりは
未だに・・・
思考回路が「お国のために」のままなんでしょうね。
男にも言います。こういう方は。
仕事でキャリアを積むことと子どもを産むことは、本来比較出来るものではないのに
昭和時代に購入した「お国のために」の定規を未だに使い続けているから
なぜこんなに批判されてしまうのか、想像することも出来ないんだと思う。
自分の定規の目盛りを読むのに想像力はいらないから。
子どもを産むも産まないも100%個人の自由だ。
年金制度は既に破綻しているのだから、次のシステムを考えるしかないのに
いつまでもいつまでも昭和の定規を使い続けているのはなぜ?
以前、こんなことがありました。
パートを休んで日給をフイにし、PTA役員のため学校へ行ったら
「これから教育委員会の方がお見えになるので、お母さん方はお茶を淹れて下さい」
と小学校の管理職の方に言われたの。
当然「淹れません」とお断りしたら
すっごく場の雰囲気が悪くなって、その管理職の方は二の句が継げないほどイライラし始め
昭和時代に購入した定規で私を測っていらっしゃいました。
ここにいるのがお父さんだったらお茶を淹れろと言いましたか?
今日の講座はもともと教育委員会の方から発注があっての開催で、その上、教育委員会の方はお給料の範囲内で
こちらにいらっしゃるんですよね?日給をフイにしてでも子どもが普段お世話になっているからとやって来た、私がお茶を淹れるんですか?
と、その定規に血文字で刻印したい。
そして当の教育委員会の方はといえば、颯爽と現れ、てきぱきと仕事をこなし、母親達には物腰柔らかく、お茶を勧める間もなく、ささっと帰って行かれました。なんてジェントルマンなんでしょう(>_<)淹れますよ、お茶。
それに比べて・・・
女とみればお茶を淹れさせる。
女とみればこどもを産めという。
言われなくても産みたければ産むし、淹れたければ淹れます。
私は夫の子どもを産んで夫にお茶を淹れるけど
お国のためにするんじゃない。その違いさえわからない。
でも当たり前ですが日本という国はとても大切。だからこそ、このシステムエラーをなんとかしたい。
そんなことでこれから同性婚の保護者にどう対応していくのかと心配でならないし
そんな学校にうちの娘は預けられない。とさえ思う。
彼女には彼女の人生を自由に生きて欲しい。
彼女の人生を決めるのは彼女以外にあり得ない。
お茶はこの人に淹れてもらったら良い。
てけてけてけてけてけてけ~