子供に向けた怒りは実は自分に向けた怒り
ついつい感情的になって子供を怒ってしまう
お母さんというのは子供のことが憎くてそう
しているのではないと思います
愛しているから、ついつい感情的になって
しまうのです。
子供に向けられた怒りというのは実は
自分に向けた怒りでもあるのです。
人と人との関係性がマイナスだった場合
たいがい物事というのはうまくいきません。
マイナスの感情に支配されると、人はどうなるのか?

なぜなら自分の中にあるタンクが
「マイナスのもの」でいっぱいになって
しまった時、人はまわりにいる
誰かに自分の感情をぶつけてしまいます。
本当は世界中の人に向けた怒りなのに
見ず知らずの人のことを怒鳴るわけには
いかないので、必然的にその怒りの矛先は
自分の身内や家族に向けられることに
なります。
よく怒る人はそういう自分の怒りをぶつける「ターゲット」を必ずキープしているのです
それは自分の親、配偶者、自分の子どもかもしれません。
ターゲットにされた方はたまったものではありませんよね😖
でも、恐怖によって支配されていたり
『共依存』の関係にあったりなんかした場合
その呪縛を解くのは容易なことでは
ありません😱😱
お母さんがイライラしている原因はいろいろあるでしょう。
でもそれはお母さんの問題なのです。
怒りを向けられた方の問題ではありません。
お母さんがマイナスのものやネガティブな
ものをいっぱい抱え込みそれを解消できない
でいるだけなのです。
そして、そういうものをいっぱい
抱え込んだ人ほどすぐ人をすぐ怒ったり
誰かと揉め事を起こしたりします。
あるいは「言うことを聞け!」
と言わんばかりに一方的に相手のことを
縛りつけたりします。
当然、そんな人と一緒にいたくないと
思うのでますます関係性が悪化してゆくこと
になります。
関係性が悪くなると、さらにイライラが蓄積さ
れ、更にまたどこかで感情が爆発すること
になります。
…こうして悪循環におちいってゆくのです。
今、そういう人ってすごく増えています。
《豊かな時代だから❓》
自分の問題なのに、子どもの問題にしちゃってることってありませんか?

子どもを異様に怒鳴りつけるお母さんの
言い分としていちばん多いのが
子どもが自分の言うことを聞かないから
というものです。
ほとんどのケースでこのフレーズが
出てきます。でもよくよく話を聞いてみると
悪いのは子どもじゃなかったりする。
子どもはただ単に悪者扱いされてるだけの
ケースが多いのです。
そこに必ずあるのは
「お母さんのイライラ」です。
そして、イライラしているお母さん
というのは自分の感情をぶつけることが
できるものを常に探しています。
言い方を変えれば、怒れる場面を
探しているのです。
その対象は何でもいい。
とにかく怒ることができて、自分の感情を
ぶつけることができるものであれば…。
だから、子どもがちょっとでも
自分に口ごえしたりなんかしただけで
異様に腹立たしくなりキレてしまう
「だって、〇〇したから」
「だって、〇〇しなかったから」
…もちろん、お母さんにも言い分はあるでしょう。
でも、それは本当はお母さんの問題なのです。
子どもの問題ではないのです。
怒っているお母さんは、本当は誰に対して怒っているのか?

異様なほど子どもを叱ってしまう親というのは
自分自身が親に苦しめられた経験を
持っていることが多いのです。
ほとんど無意識でやってしまってることなので、やってる本人もそのことに気づいていません。《怖すぎる》
- 今、自分が子どもに
 - していることは自分が子どもの頃に親にされたこと
 
そう考えたことはありませんか❓
親から散々、厳しく育てられた人は
自分の子供にも厳しく接するようになります。
親からいつも「我慢しろ」と言われ続けて
育った人は自分の子供にも我慢を強いるようになります。
子どもの頃に受けた傷が大人になっても尾を引いているわけです。
ある意味において、子どもを怒鳴りつけてる
親というのは過去の自分に向かって
怒っているのです。
子どもの頃に感じた「怒り」に対して怒っているのです。
本当は自分の子どものことを嫌ってるわけじゃない。
自分の子どもは死ぬほど可愛いし、死ぬほど愛しています。
だけど、どうしても怒りが湧いてきてしまう。
どうしても許すことができない。
もしも本当に子どもに1ミリの愛情も感じず
「どうでもいい存在だ」と思っているのなら
あんな風に怒ったりしない。
何をやろうがほったらかしにするはずです
「しっかりしろよ!」「ちゃんとしろよ!」
という想いがあるから子どもに感情を
ぶつけてしまうんです。
でも、それは子どもに怒ってるんでじゃない。
過去の自分に対して怒ってるんです。
過去の自分を苦しめた存在に対して
怒っているんです。

あなたはまわりにいる人のことをすぐ怒ってしまうタイプの人ですか?
もしそうだとしたら
「自分の怒りは本当はどこから来ているのか?
ということを考えてみるといいですよ!
- 自分は本当に目の前の出来事に対して怒っているのだろうか❓
 - それとも、自分が怒ってる理由は本当は別のところにあるのではないか❓
 - 自分が人を傷つけてしまうのは、自分自身が傷ついているからではないのか❓
 
そういったことを一つひとつ検証して
ゆくことにより、人は怒りをコントロールする
ことができるようになります
怒ってばかりいる人って
きっと心の中ではこう叫んでいるんです。
- わかってほしい
 - 理解してほしい
 - 認めてほしい
 
ただ単に過去のトラウマのせいでマイナスの感情に支配されているだけです。

夏休みでイライラするからこそ
知って欲しい。
その怒りは子供に対してではなく
幼少期に受けた親への子育てに対する
反発なんだよって😊✨
それを知るだけで子育てラクになります
怒りはオナラみたいなもの
まずイライラしたら6秒数えてみて下さい
怒りの矛先についてはまた別記事に
書きたいと思います
今日もお読み頂き本当に
ありがとうございます❤️

