ついに日本の古銭に手を出してしまいました


1年ほど前に貿易銀でちょっと痛い思いをしたので

しばらく手を出すのは辞めておこうと自粛していました。

最近相場が落ち着いていると聞いたので

先日のAWでウォッチリストに入れて観察。

明治8年AU58が30万円ほど。

1年前は50万くらいしていたような?うろ覚えですが。。


ヤフオクでも同等品でダブル鑑定のものが28万円ほど。

カタログ値は極美で35万円。

なんだか安い!

もしかして今が買い時?


ここらで入手しようかなと思いましたが

やっぱ高いなーあせる

散財してオカネナイ民だからなー

貿易銀はやっぱりまだやめておこう…。


何気なく古銭屋のHPを見ていたところ

見つけてしまいました。

次のターゲットニヒヒ



天保一分銀音譜

江戸時代の銀貨。

8.62g

銀品位991キラキラ


純度の高い“花降銀”で作られたことから

“花降一分銀”としたかったけれど

水野忠邦に却下され単に“一分銀”とだけ表記。

かわりに、桜の花を20個配置したそう。

愛称『桜』桜


可愛いラブラブこの手作り感もイイデレデレ

それに安い!

綺麗な状態のものでも1万円でお釣りが来るくらいの価格帯。

手変わり的なものもあるのでお高いものはお高いですが、贅沢言わなければ3,000円くらいで買える。

いいねぇ音譜


真贋分からないので老舗の古銭屋さんで購入。

日本の古銭は組合加盟店でも贋物が売られていたりするみたいですねあせる

もし贋物を掴んでしまっても諦められる予算で集めようと思います♪


長方形の枠内に“一分銀”。

枠外には20個の桜。

20個のうち1個だけが逆さまになっていて

その位置によって希少性が変わるらしい。


“分”の一画目が跳ねていたり

裏面の“銀座”のザの土の部分の2画目が長かったりするのも手変わりで希少価値が高いらしい。



一分銀は全4種類。

・天保一分銀(古一分)

天保8年〜安政元年に鋳造されたもの。

銀品位991


・庄内一分銀

天保一分銀に“庄”の極印が打たれたもの。

庄内藩(現在の山形県)で使われていた。

天保一分銀よりも希少価値が高い。


・安政一分銀(新一分)

安政6年〜明治元年に鋳造されたもの。

洋銀に合わせて銀品位を下げた。

銀品位873 


・明治一分銀(川常)

明治元年〜明治2年に鋳造されたもの。

一分銀の中で最も希少価値が高い。(普通品で比較)

銀品位807

実は銀品位900以上のものも多数あるらしい。



天保一分銀と安政一分銀の違いは側面と裏面“是”の字で見分けられるそう。


天保一分銀の側面は桜刻印のみ、裏面“是”の8画と9画が交叉している。

安政一分銀は側面が桜刻印&ヤスリがけ、“是”は交叉していない。



当時は一分銀4枚と一両小判1枚が同価値だったそう。

ちょっとびっくりしちゃいましたポーン


天保一分銀4枚で銀含有約31g。

天保小判金1枚で金含有約6.3g。

金銀の価格差たったの5倍!


それに比べて当時の欧米の金銀価格差は約15倍。

洋銀を一分銀と交換して

さらに小判と交換して

小判を自国に持ち帰って地金にしちゃえばボロ儲けですね。

そりゃ海外に持って行かれちゃいますね。。




調子に乗ってスラブ入りも買ってしまいました滝汗

スラブに入るとやっぱり良いお値段しますねあせる

でもトーンに惹かれてしまったのだ。。


最近あれやこれやと入手して散財しがちですが、コイン以外で高い買い物はしないです。

何年も同じ服着てるしブランド物は持っていないし車は安い中古車。お金かかる趣味は全部辞めたし基本は質素な生活をしているので、コインだけは許してほしい。。

と言い訳しつつ

次は安政一分も入手しようと目論んでいます。笑


普段は外国貨を集めていますが

日本の古銭も魅力的ですねちゅー音譜