昨日は初台、オペラシティで、
トスカ、演奏会形式を聴いてきました。
一般的に、演奏会形式の方が音楽だけで表現するので、難しいし、レベルも高いとは聞いておりましたが、今まで見たトスカの中で、最も感動しました。
コロナ前に予定されていた演奏会が
コロナで2回延期され、
オリジナルメンバーでできたとのことで、
思い入れもあると思います。
その分演奏に熱もはいっていたかもです。
ソリストとにかく素晴らしい。
オケも熱演でした。
合唱も出番は少ないながらとても良かったです。
迫力もあり、弱音ハーモニーも美し。
うねる音楽の中、
ピーンと張った冷たさを感じさせました。
藤丸先生が目指す音に
近かったのではないかしら。
コロナ前の最初の企画の時は
Piyoもコーラス団員だったので
参加するつもりで練習していました。
コロナで合唱活動が途絶える中、
一人でもできるソロに力が入ってしまい、
技術的に両立させるのが難しいと
感じて退団。
ゆったりじっくり
客席で聴かせていただきました。
影コーラスの曲、自席からはマエストロと影指揮が両方見えて、コーラスは影指揮にピッタリ、でも、2人の指揮は微妙にズラしてました。効果を狙ってのことだったのですね。
私の耳も目もまだ大丈夫そうです。
ソリストさん達の立ち姿と、
アゴの骨あたりをガン見。
勉強になりました。
演奏会形式ということで、幕が始まったら終わるまで音楽を途絶えさせずに演奏したいとマエストロがプレトークでおっしゃったのが観客によく通じて、有名なアリアのあとも拍手で中断されることなく。
第2幕の終わり、一人だけ、一回だけフライング拍手がありましたが、誰もつられず、ほどなくマエストロも終わりの様子を見せたのでうまく収拾がつきました。
第3幕も、終わった後の拍手がすこーし早かったかな。
終演。
感謝と応援の気持ちで、スタンディングで拍手、
そして、
Bravi, Bravi, Bravi, Bravi, Bravi‼️
たくさん声援を送りました。
最初はかすりましたが、
だんだん声も良く出ていい調子。
ソリストさん達がこちらを向いて
手を振ってくれました。
プッチーニ:歌劇「トスカ」全三幕(演奏会形式・字幕付)
2023年11月30日(木) 19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール (初台)
- 指 揮:高関 健(常任指揮者)
- トスカ:木下 美穂子
- カヴァラドッシ:小原 啓楼
- スカルピア:上江 隼人
- アンジェロッティ:妻屋 秀和
- 堂守:晴 雅彦
- シャルローネ&看守:大塚 博章
- スポレッタ:高柳 圭
- 合唱:東京シティ・フィル・コーア(合唱指揮:藤丸 崇浩)
- 児童合唱:江東少年少女合唱団