好きな時に好きな所へ行ける足を作る

足の人 桑田園子です。

 

先日、なかなか靴が合わないんだよね。という話しから、

親指の付け根が最近痛むんだよね。外反母趾かな?

という話へ。

 

外反母趾かどうかの判断は、必ず病院を受診をし、

先生の診断を受けてください。

自己判断は危険です

外反母趾を治すせるのかな?という質問。

軽度の場合、靴、靴下、インソール、生活環境などを見直して、

全てを改善すれば治る可能性はあるかと思うよ。

と、話すと「無理だなあ」

 

でも、手術すればすぐ治るんじゃないの?

 

の一言に私はびっくりしたんです。

手術や治療法、「聖路加病院」のHPからご紹介しますね。(治療法はこれだけではありません)

 

治療と予防

保存的治療
症状があっても、軽度な変形や初期の外反母趾は手術以外の治療で症状を改善させることができます。 

外反母趾治療において、靴は最も重要で、靴の先端部分がゆったりしたもので足が靴の中で前に滑らない構造に

なったものを選択し、症状に応じて足の形に合わせたインソールを使用します。足趾じゃんけん(足のゆびを

すべて開いてグー、チョキ、パー)などの筋力訓練やストレッチも有効です。装具による治療(外反母趾装具)は

変形矯正には大きな効果はありませんが痛みを軽減する効果があります。

 

手術治療
痛みがあり、保存治療で症状が改善しない場合には手術治療を検討します。 外反母趾の手術方法は数多くあり、

変形の程度や痛む部位により術式を選択します。母趾の変形矯正だけでなく、第2~5趾の変形矯正や短縮術を併用することもあります。また矯正方法も軟部組織だけで行う方法、骨切り術で行う方法、

これらを組み合わせて行う方法があります。一般的には中足骨という足の甲の骨を切って、

変形を矯正し金属のプレートやスクリューなどで固定します。

手術の経過や全文はHPで確認してくださいね、

 

入院期間は2〜5日間で完治まで2〜3ヶ月ほどだそうです。

 

が、ここからは、私の個人的意見です。

23歳の頃私は足首の靭帯を切って手術をしました。

ギブスをして、その後に装具をつけて外れたのが3ヶ月後。

その後、手術の時に切った肌の部分は触っても、あまり触られた感触がせず、

軽く痺れているような皮膚感覚は20年以上続きました。

足首の可動域はいまだに戻りません。

 

メスを体に入れる。

例えば、外反母趾なら親指の部分。

患部まで開けるなら、その部分(今回は骨)までメスが入り。

肌、脂肪、血管そして神経も切ってしまいます。

 

触ってみると、肌の下にすぐ骨だよ。と思うかもしれませんが、

体を切ることは一緒です。

そして、手術後。すぐにハイヒールが履けるわけではありませんし、

外反母趾に2度とならない可能性はゼロではありません。

やはり手術というのはリスクが伴います。

 

だから、外反母趾にならないように予防がとても大切なんです。

そして、すでに予備軍になっていたり、少し症状が出始めている方も、

外反母趾がひどくならないように、

今のうちにフットケアに取り組んで欲しいです。

 

・靴の見直しそして実際に履くこと。

・毎日の疲れをリセットすること。

・足のトレーニングをすること。

・アキレス腱を伸ばすこと。

 

すぐに実行出来ることはこの4つかな。

実は足なかふわもこ草履を使っていただくと、この中の事が

ほとんどが出来てしまうのですが・・・

とおススメしてみる(笑)


私は大丈夫なんて思っていないで!

今日から取り組みましょうね。

 

トレーニング方法については、また今度。

関西方面の方へ。

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