行きたい時に行きたいところへ行ける足をつくる

足の人 桑田園子です

 

スリッポンって聞いたこと、ありますか?

靴紐やベルトなどが無く、足を入れるだけで履けるタイプの靴のことです。

ローファーとかもこの種類に入ります。

 

足を入れるだけで履けるので、手がかからず人気が高いタイプなのですが、

靴のサイズ選びはとても難しいタイプです。

 

足の長さや幅を合わせる他に、

足囲を合わせることがとても重要になります。

何?足囲って?

 

 

この図で言うと、親指と小指の部分をぐるっと測った部分が足囲です。

靴のサイズに EとかEEなど表示されているのが、足囲のことです。

 

でもね、足の形は人それぞれ。

真正面から見てみると、こんな図のように、横長の人や、まん丸な人もいる。

足囲の数字は一緒でも、実は形が違います。

 

 

だから、スリッポンのサイズを合わせるのが難しいのです。

紐やベルトがあれば、それで合わせることができるんですが、

スリッポンはそれが出来ない。。

 

履くのは楽ですが、歩くのには足に負担をかけやすい。

歩くのは楽では無い靴なんですよ・・・

でも、履きたいですよね(笑)

 

だから少し注意して、出来るようならやってみて♪

履いた時に、足の甲と靴の甲の部分をなるべく密着させたいので、

靴の中に 薄手の中敷き を引いてみてください。

 

 

ただし、中敷きを引いてみて、

*踵が脱げやすくなった

*つま先が窮屈になった

*甲の部分の圧迫感が強い

などがあったら、

もう少し薄い中敷きで試してみてくださいね。

 

足の甲の隙間がなくなると、

足に靴がくっついて歩ける感じがあります。

そうすると、少しは歩きやすく、足の負担が軽くなります。

 

この方法、ブーツや長靴でも同じです。

よかったら試してみてくださいね。

雪が降った時の歩きやすさが変わりますよ。

 

で、今日のお題の答えは・・・

”スリッポン”って、slip on(スリップオン)が縮まったらしいです。

足を滑り込ませる靴の意味らしいです。

ローファーもスリッポンの仲間なので、ウィキはこちらで。

 

 

 

 

 

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