足の人 石井園子です
https://latte.la/column/84080531
コラムLatteでお役立ちコラム書いてます。

以前からカビが出てきてしまって困っていた
押入れ。

いよいよ限界がきたので修理していただいたのですが、
ご近所の工務店の社長さん自ら出向いていただきました。
大工さんですからね。

最初の打ち合わせでは、
床板1枚を取り替えて終わりだったのですが、
実際は、床下の湿気が溜まりすぎ、
そこそこ酷いことになっていましたので、
いろいろ追加作業。
(築30年すぎだものね)

その説明に、
うちだけの問題ではないからと、
「この部分写真に撮って管理会社に報告しなさいね」と。

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指まで指してる。

そのあと、汚れを拭き取って、
床板を張ってくれたのですが、

「ただ、厚さのある板じゃダメなんだよ、
こういうところは。」
と、薄い合板を2枚重ねて敷き詰めました。

「普通はこんなことやらないよ」
でーくさんらしい一言も楽しい。

重ねるのは合板の間に空気層が出来るので、
持ちが良いらしい。

その他にも、いろいろと細かいこだわりを見せながら、
作業を終了。

子供の頃、家の修理に来ていたでーくさんを思い出しました。
ありがとうのお土産を遠慮なく持って行っていただけたのも、
昔のでーくさんらしくて嬉しかったな^^

その後、
ベルさまの散歩で見かけたのは、
公園の木の伐採の光景。

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ゴンドラの上で、
次はどの枝を伐採するのか
話し合いながら決めていく。

指で枝を指したり、
方向を指したり、

数年後の樹の姿が彼らの中には見えているのだろうな。

この方々も職人さん。
見ていてカッコよかった。

出会った職人さん。
双方ともきっと私欲なんてないな。

どうしたら良くなるか。
相手のために一生懸命
持てる技術や知恵を出す。

ただそれだけ。
それが楽しい。


私も「楽しさ」が伝わるようなケアが出来るといいな。

ただ、楽しい。

気持ちに留めておこう。