フットケアスペシャリスト石井園子です。
昨日は
「廣戸聡一先生の4スタンス理論」を学んできました。
廣戸先生のレッシュ理論の中にある4スタンス理論。
もっと早く知りたかった。
http://www.reash-project.net/aboutreash.html
人間は骨格を足元から頭蓋骨にかけて、
正しく積み上げれば、
ダイナミクスな動きをすることが出来るようになる。
ということ。
(大げさな動きではありませんよ)
人の骨格に基づいて、
動き方は4つの分類に分かれ、
それぞれがその中のいずれかに当てはまる。
A1、A2、B1、B2 に分かれるのだけれど、、
A1タイプの人が簡単に出来る動きを
B1タイプの人にやってもらうと、
上手く動くことができないということ。
例えば、
膝立ちになって、背筋を伸ばして手を引っ張ってもらう。
そのままで動かない人と動いてしまう人がいます。
でもそれは、力の有無で違いが出るわけではなく、
骨格の積み重ねの違いで
動きの有無が決まってしまっているということ。
次に膝立ちになって、少し腰を引いた姿勢で、
手を引っ張ってもらうと、
今まで動かなかった人がヨロケたりするんですよ。
詳細はこちら。
http://www.4stance.com/hiro/top_menu/check.html
タイプの違いで体の動き、
体の力の出方が違うんです。
例えば、
A1タイプの人が B1タイプの人へ、
「すごく記録が伸びたから、
全く同じ方法で投げてごらん」と指導をしても、
B1タイプの人は投げることが出来ない。
でも、上手くなりたいから
投げれるように練習をするでしょ?
そのうち、投げれないから自信を無くしたり、
より投げる方法がわからなくなって、投げれなくなってしまったり、
最悪は怪我をしてしまう。
そういうことが実際に起こっている。
自分はこれで上手くなった。
だからこうすれば?
こういうアドバイスは良くやっていた。
なぜ、出来ないんだろう?
指導する側でも、
指導される側でも思っていたこと。
指導される側で思ったことは、
「なぜ出来ないんだろう。あの人は上手にできるのに。
私はセンスがないんだ。もう上手になることはないのかな」
自信が無くなるだけだった。
生まれつきの骨格が
これほどまでに動きに関係していると思わなかったからな。
自分の経験を伝える。
それは大切なことだけれど、
それが全てではない。
上達が見られなかったら、
動きを見直してみる。
タイプが違ったら、そのタイプにあった指導をする。
はぁ~~~!
悔しい!
もっと早く知りたかった。
一般社団法人レッシュ・プロジェクト
http://www.reash-project.net/aboutreash.html
このセミナーを企画していただいた、
G.O.S.R.ドイツ整形靴研究会ROOM-9 西山靴研究所の安井睦子さま
お誘いいただきました、Gozovation 福士公輔さま
ありがとうございました。