昨日、帰宅すると旦那さんが「ちょっと、ちょっと」と手招き。
横に座ると、
「さっき先生から電話があって、結果が出たんだよ。で、
くちびるに出来てたイボは良くはなくてもたいした事が無いんだけれど、
歯茎の方は、骨肉腫だったんだって…」
「先生が言ってた、最悪の結果になっちゃったんだよ。
普通は、手足の関節とかに多くでるけれど、先生も長年獣医をやっていて、初めての症例なんだって」
そっかぁ~ ショックでは無い事は無いのですが、やっぱりそうなのか… と…
昼過ぎから当のピクシーは、アゲアゲテンションにスイッチが入ってしまっていて、
じっとしないし、息は荒い。
緊張した時の息遣いのような感じ。
「ピクシー」って呼んで、投げ出した足の横の床をたたくと、ゴロンと横になる。
いつの間にか、人の足首辺りに頭を乗せて、ついでに両手まで乗せて来る。
背中をゆっくり撫でていると、少しは落ち着いた感じ。でも息は荒いまま。
そんなピクシーの横で、これからの事を相談。
Opeを考えても、この世の中で1番食べる事が好き な子がアゴを取って、
食事が満足に出来ないなんて、そんな事は出来ない。
放射線治療も、通院と治療費を考えたら今の経済力では無理。
では…
先週の帰りに考えていたように、自然にまかせよう。
息子らにも、その事を伝えて了解を得て。
(次男に話した時には、旦那と次男と大の男2人が目をウルウルさせてしまったそうです。私は涙したさっ!)
そして、本日。抜糸も兼ねてこれからの方針を先生へ。
結果を改めて聞き、治療方法も改めて聞き…
「骨肉腫」の治療は極めてむづかしく、足に出来たとして切断をしても殆どが肺などに転移してしまうという、
完治は望めないような病気だそうです。
放射線治療は、100万単位でお金が出て行くのが現状。抗がん剤もあるのだそうですが、この病気には、
ほとんど効果が見られないとの事でした。
自然にまかせる事を伝え、これから起こり来る症状と注意事項を聞くと、
まず、 食欲が落ちる。 目の上の筋肉が落ちる。 食べていても痩せる。 アゴなどの部分に痛みが出る。
全身の筋肉が落ちる。
聞いて見ると、人間と同じです。
私達の心配な事は、これから出てくる痛みの制御が出来るかどうか?
返事は、 「かなり痛みを抑える良い薬が出来ているので、緩和することは可能です」との事。
この言葉に少し安心を覚えました。
さて、これからの毎日、
一日、一日がとても重いものになります。
でも、その重い日々を一緒に過ごせて、今までの恩返しでは無いけれど、
「あ~~~っ 楽しかった!」って最期を迎えてもらえるように、大切にすごしていきたいと思います。
いっぱい、ピクシーの好きな事をして過ごそう!! と思っている私です。