強くはかなく、美沙緒さん | 高本愛 in Paris~海外遊学編~

高本愛 in Paris~海外遊学編~

10年アパレルで働いた後、フランスに1年行ってる日記。
日本に旦那さんを置いて、逆単身赴任中。

昔会ったお客様で

わたしがいまも心に残っている女性のことを、今日はお話します。





始めて会った時、美沙緒さん(仮名)は、

プラチナブロンドにカラフルな色を入れて、

伝統舞踊で鍛えたスレンダーでグラマーなスタイル。

体と自慢の脚を

上品に、最大限に上手く見せる服が好きで、

いつも私達が、逆に欲しいって思うようなものをお持ちでした。




具体的にどんなものをお持ちだったかって忘れてしまったけど、

そういうオーラを持っていたように思います。



気さくで、でもいらないものはいらないというところ

気に入ったものは値切ってでも買いたいっていう貪欲さ(私はある場合の貪欲さは美しいと感じるので、わるく言ってるのではありません)

そういう野生の美しい動物のような強さと、なんだか思い切り弱いところもあるの、というような感じが

(実際には存じませんが)

ものすごく美しいなぁと

素晴らしいバランスの女性だなぁと







ともすれば、すぐ倒れてしまいそうで

それでいて

石にかじりついてでも、生き延びるという強さ。





ギャップ美人という感じでしょうか。





何処かに厳しさを持った美人が

わたしは好きなようです。