解約せずに放っておいたリクナビ2006。


ふと届いたメールを見たら、こんなメッセージが。



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┃2 リクナビ編集長からのメッセージ
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 春を迎え、1年半にわたり皆さんとともに伴走してきたリクナビ2006も、いよいよ
 終了です。これまでリクナビをご利用いただき、ありがとうございました。

 思い返してみて、就活はどんなものでしたか?
 いよいよリクナビを「卒業」する皆さんに、著名な二人の方のエピソードをご紹介
 したいと思います。

 一人目は大リーグ、ヤンキースの松井選手。これまで幾度と無く大舞台に立った彼
 ですが、唯一緊張したという場面が高校一年生の甲子園初出場の時だといいます。
 それまでに経験したことのない雰囲気に呑み込まれ足が震えた彼は、打席でなす術
 が無く、その後「平常心でいなければ、良い結果を導くことはできない。そしてそ
 の平常心を保つには、経験(チャレンジ)を重ねるしかない」という教訓を得たの
 です。その後の彼の活躍ぶりは、言うまでも無いでしょう。

 二人目はiPodでお馴染みのアップルコンピュータCEOのスティーブ・ジョブス氏。
 彼は数年前に癌の宣告を受けました。余命数ヶ月・・・。多忙な日々を過ごしてい
 た彼も、そのとき、あらためて考えたそうです。自分が本当にやるべきことは何な
 のか。死に直面し、著名な経営者から一人の人間に戻った彼が行き着いた結論はこ
 うでした。「やりたいことをやったらいいじゃないか」「恐れることなんか何もな
 い。まずは自分で一歩踏み出すんだ」。幸い奇跡的に一命を取り留めた彼の、その
 後も変わらない革新的な活躍はご存知の通りです。

 この二人が教えてくれたこと。それは、
 「自らが置かれている現実としっかり向き合い、地道にそして前向きにチャレンジ
 し続けることの大切さ」ではないでしょうか。
 「Stay Hungry, Stay Foolish(ハングリーであれ、馬鹿であれ)」。
 ジョブス氏がいつも心に留めている言葉です。決して驕り高ぶることなく、謙虚に
 チャレンジし続けることを自らに課す。とても心に染みる、いい言葉です。

 正解のない日々の活動は、時に自分自身が何者なのかを分からなくし、皆さんを苦
 しめたことでしょう。一方で日々の新たな発見は、時に自分自身に無限の可能性を
 感じさせ、大きな喜びを与えてくれたことでしょう。
 少しは社会に飛び出す勇気も芽生えてきたのではないでしょうか。

 さぁ、4月からは新たなステージが待ち受けています。
 皆さんの最大の武器は、その若さです。失敗してもいい、恐れずにいろんなことに
 チャレンジしてほしい。リクナビ60万人の「卒業生」の皆さんには60万通りのチャ
 レンジがあります。自分の可能性を信じて、大いに羽ばたいてほしいと思います。
 「Stay Hungry, Stay Foolish」。

 頑張ってください!

 最後に、リクナビ2006を支えてくれた全ての人に感謝します。
 本当にありがとうございました。



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全国の大学の就職活動生をずっと支えてきたリクナビ。


そのエッセンスが詰まったこの言葉に、感動しました。


自分の道を信じて、進んでいくしかないんだな。