嫌われる勇気、という本があまりに有名です。
著内で「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していきます。
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない、と主張しています。
「あの人」はあなたをどう思うか、あなたに何を期待し、どう評価するかは
あなたには決められない、「あの人」の課題であると。
その課題にあなたは踏み込んではいけないと。
これ、自営だと結構簡単にできます。
私の場合は飲食店経営ですが、お客様のために、やれることはすべてやる、
その結果、お客様が当店の味、サービスについてどう思うか、どう評価するかは
お客様の課題であり、私にはどうすることもできません。
やれることは全てやった、以上、です。
もちろん、日々、反省するべき点は反省する、の繰り返しは存在しますが。
しかし、これがサラリーマンとなるとそう簡単な話ではありません。
そもそも、”嫌われ”てはいけません。
嫌われると出世できなくなります。
特に上司、上司と仲のいい人、上司が信頼している人から嫌われるわけにはいきません。
上司は、立場もありますし、勤続年数も長い場合が多いので、
ネットワーク(人脈)も広いです。
あなたがどんな人か、どんな仕事振りか、自分でももちろん観察していますが、
ネットワークを使って幅広く情報を集めています。
結局、大多数の人から嫌われないようにしなければなりません。
嫌われる勇気を持ってはいけません。嫌われないように細心の注意が必要です。
すると、「あの人」の期待を満たすために生きていく必要があり、
対人関係に悩みが生じます。サラリーマンでは仕方ありません。
次回から、退職の際して、を何回かに分けて記します。