強迫的な潔癖症の詐欺アーティストの人間性や周囲の人たちとのやり取りにくすっと笑いながら楽しめます
【観賞スタイル】
○TV(録画・日本語吹替版)
【観賞した場所】
○自宅
【オススメな所】
○主人公"ロイ"の人間性
○サスペンスよりのコメディ
○詐欺を美化していないところ
【オススメな人】
○気楽に観られる映画が好きな人
○リドリー・スコット監督の作品をよく観る人
○親子の会話にちょっと悩んでる人(?)
【紹介サイト】
http://eiga.com/movie/1524/
あらすじなどはこちらから
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本作は、
強迫的なまでの潔癖症で悩む"詐欺アーティスト"(自称)と突然現れた自分の娘(14歳)との微笑ましい()お話です
主演ニコラス・ケイジさん、監督リドリー・スコットさんです
リドリー・スコット監督は、本作が初のコメディだったらしいです(2003年公開当時)
詐欺師が主人公ですが、詐欺や犯罪を美化しているわけではありません。
独身中年男性が突然、自分に娘いることを知ったら・・・という、くすっとできる作品です
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主人公"ロイ"の人間性――
"ロイ"は詐欺を仕事としていますが、どこか憎めないところがあります
・会話の端々から伝わる神経質な感じ
相棒の"フランク"との会話などが面白いです
・薬が必要な程の潔癖症
薬が切れると、ちょっとした汚れが気になりだし、一日中、家の掃除をしてしまいます
これが仕事に影響がでるくらい深刻なのですが、ここにアンバランスな感じが出ていて面白いです
"詐欺師に悪そうな人(見た目)はいない"という話を聞いたことがありますが、まさにそんな感じです。
"ロイ"を知れば知る程、その人間性に興味を持ってしまいます
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サスペンスよりのコメディ――
本作は、詐欺師のコメディという印象です。
(相変わらず、ジャンル分けは微妙すぎて難しいのですが・・・)
コメディといっても、ギャグや大爆笑するような仕込みがある感じではありません
かといって、人生最大の大仕事に挑む詐欺師のサスペンスといった感じでもありません
ありませんが、逆にそれよって、肩の力を入れずに楽しめる要素になっていると思います
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親子の微妙な空気感――
"ロイ"が、娘"アンジェリカ"(14歳)と接するときの微妙な空気感が面白いです
娘をすぐに受け入れようとしますが、距離を詰め切れずにいるような感じがあります
逆に"アンジェリカ"の方がズカズカと踏み込んでくる感じが強く、"ロイ"の戸惑いっぷりが楽しいです
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詐欺師が主人公なので、詐欺のこともいろいろ出てきますが、肩の力を抜いて、親子のお話として観ることをオススメします
ゼヒ観てみてください
※ここから先はネタバレの可能性があります<(_ _)>※
ここからは、少し内容に触れて書いていきます
○"ロイ"の詐欺師としての誇り
・誰も気づ付けない(肉体的に)
・無理矢理は奪わない
お金を相手から騙し取るのですが、話にノってこない相手にはそれ以上踏み込まないようにしています
これが良いか悪いかでいうと、悪いんですが、"ロイ"の誇りです。
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○"アンジェリカ"の演技力
"アンジェリカ"にも詐欺師としての才能があるのか、ないのか、初対面の人をさらっと騙してしまいます
"ロイ"は娘には詐欺師になってほしくないという思いはあるようですが、その才能は認めてしまいそうになります
この"アンジェリカ"の演技力は観ていても騙されますね~
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詐欺や犯罪がテーマの作品ですと、どうしても騙す/騙されるを意識して観てまいますが、本作は何も考えずに観た方が楽しめる作品です
くすっと笑いたいときに、リラックスして
ゼヒ観てみてください
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