11月10日東京ラパスホールでILO連続講座が開かれ、哲学者の山科三郎さん、労働総研代表理事の熊谷金道さんが講演しました。
山科さんの『デーセントワーキングタイムの実現』という提起すを受けた熊谷さんは、「人間的な労働と生活の新たな構築」に向けて、国財界・大企業の「国際競争」を口実とした利益至上主義の横暴を民主的に規制すること。また、経済成長や企業利益最優先で雇用や労働のあり方が決まるのでなく、労働者・国民の人間的な労働と生活のルール確立を土台とする経済・社会構造への転換を可能にする政治革新が必要なこと。そのためには、労働者・労働組合の役割が決定的に重要である。と指摘しました。
私たち郵政産業ユニオンの果す役割は重要です。
廣岡