さて、BT39SSは全てのサイズにおいてレース専用となっており、いわゆる「公道走行不可」となっておりますが、それには理由があります。
このタイヤに関して言えば、「耐久性が犠牲になっているから」が一番の理由となっています。このタイヤはサーキット走行、しかもドライでのグリップを追及して設計されているため、いわゆる「耐摩耗性」が一般のタイヤに比べて極端に悪く、耐久性が要求される通常走行での使用には向いていないからなんです。安全ではないということではないのですが、基本的にはレース用タイヤと言うことで「使い捨て」を前提に作られているため、公道走行不可としているのです。
もっと大きなオートバイのレース専用タイヤとなりますと、他の理由が加味されるのですが、上記の理由の他に、プロファイル形状がコーナリングに適しているようにつくられていたり、剛性が高められているため、オートバイによってはサスペンションやフレームが負けてウオブルやチャタリングが出る原因にもなるため、行動走行不可となっています。
この公道走行不可のタイヤを購入するときは、最近では同意書など書かなければいけないなど、ずいぶんと厳しくなってきていますが、安全のため、公道では使用するのはやめましょう(^^)
BT39SSのHPはこちら :
http://mc.bridgestone.co.jp/jp/products/battlax/bt39ss.html