先週よりかなり細かな仕様変更のテストが続いており、ちょっとグロッキー気味。年を取ったのかなあ。明日は完全な内勤(?)でデスクワークだ。ちょっと体を休めることが出来るかな。先週から行っているテストだが、タイヤ形成上、ある工程で、XX(秘密)の長さを短くすると、理論上バイアスタイヤの剛性があがるとエンジニアが睨んだ。説明を聞くと、確かに理論上はその通りだ。で、実際にいくつか試作品を作ってみたのだが、テストしてみると、剛性が上がっているどころか、思いっきり下がっている(笑)。エンジニアは焦った。俺も焦ったけど(笑)。
エンジニアが偉かったのは、すぐに、逆の発想でXXの長さを長くしたもの試作品を作ったのだ。理論上は剛性力が落ちることになるのだが、実際にテストしてみると、これが凄い!ロール感の向上が目覚しく、接地感も向上し、実際の剛性力も上がっているのだ。これには私も驚いた。早速、エンジニアと「なぜ推測した理論と逆の結果になったのか」とのミーティングになった。じっくり話してみると、当初理論上は剛性が上がると推測されたが、全体的にタイヤ形成についてバランスを崩しているのが判明したのだ。逆のバージョンだと、バランスが均等になる効果があることがわかり、剛性力がアップしたのだ。
エンジニアからは「さすがテストライダー」と言われたが、私も、すぐに逆の発想でサンプルを試作したエンジニアは凄いと思った。お互いの信頼関係が更に深まったことが感じられたテストであった。
エンジニアが偉かったのは、すぐに、逆の発想でXXの長さを長くしたもの試作品を作ったのだ。理論上は剛性力が落ちることになるのだが、実際にテストしてみると、これが凄い!ロール感の向上が目覚しく、接地感も向上し、実際の剛性力も上がっているのだ。これには私も驚いた。早速、エンジニアと「なぜ推測した理論と逆の結果になったのか」とのミーティングになった。じっくり話してみると、当初理論上は剛性が上がると推測されたが、全体的にタイヤ形成についてバランスを崩しているのが判明したのだ。逆のバージョンだと、バランスが均等になる効果があることがわかり、剛性力がアップしたのだ。
エンジニアからは「さすがテストライダー」と言われたが、私も、すぐに逆の発想でサンプルを試作したエンジニアは凄いと思った。お互いの信頼関係が更に深まったことが感じられたテストであった。