過ぎてしまうと夢のようだが、3日間、心から楽しみ幸せで満たされたのは、大輔さんが「本来の力」を
見せてくれたから。本当にありがとう!
10日の朝日新聞に後藤さんの記事があった(抜粋)。
チームとして意図を持って靴を替えた決断が、実を結び始めている。髙橋は9月半ば、2年半前に使っていたスイス製の靴に戻した。現在主流の靴より重いが、長光コーチは「重い靴のほうが、ジャンプに高さと幅が出る」。跳ぶ際に左足のつま先を突くトーループは、重さによる反動を利用して体をはね上げることができるからだ。
以下に書くことは私の想像でしかないが・・・
この記事の見出しには「靴変更が奏功」とあったが、重い靴に戻したことで、痛めている膝への負担は増しているのかもしれない。爆弾のような彼の膝の状況で、<背に腹はかえられない>極限の決断だったのではないか。
軽い靴であれば膝への負担は少なくなるだろうが、それでは4回転の成功率は上がらない・・・
前十字靱帯断裂及び半月板損傷で手術を受けたアスリートが、4回転ジャンプを跳ぶという、いわば
前代未聞の挑戦、これまで誰ひとり経験がなく克服したことがない領域へ、彼とチームは長い苦慮の末、相当の覚悟をして踏み込んだのではないか・・・
昨季から大輔さんが迷走しているように見えたのは、彼の精神力が理由ではなく、この靴と膝が彼の思うようにはいかず、それが大きく影響していたのではないだろうか・・・
彼は弁解しない男だから、自著のなかでも、はっきりとは書いていないが、<ブルース>以降になって、膝が炎症を起こすようになったと。以来、彼の本意ではなかったにもかかわらず、「省エネジャンプ」と
「試行錯誤」せざるを得ない膝の症状だったのではないだろうか・・・
重い靴への変更はモロゾフ先生の提案だったと何かに書いてあったが、モロゾフにとっても、単なる
「思いつき」の軽口ではなかったはず。リスクを覚悟上だったのだと思う。
もう今は、<金メダル>まで、彼の膝がこれ以上悪化せず壊れてしまわないことを祈るばかり。
彼の残りの試合は、ソチを含めて、もう2つか3つ・・・
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The Man I Love
http://www.youtube.com/watch?v=DBl_qf9AXWM
(どなたか忘れましたが、ガーシュインのこの<私の彼氏>が
プログラムでした。なつかしく思い出したので・・・)