『 レディ・バード』映画感想 ※ネタバレあり
監督 グレタ・ガーウィグ
脚本 グレタ・ガーウィグ
出演 シアーシャ・ローナン
ローリー・メトカーフ
トレイシー・レッツ
ルーカス・ヘッジズ
ティモシー・シャラメ
ビーニー・フェルドスタイン
スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン
ロイス・スミス
あらすじ(Wikipediaより抜粋)
2002年、大学見学から帰る途中のレディ・バードは、母の運転する車の助手席から飛び降りる。レディ・バードがニューヨーク(「文化のある都会」)の大学に進むことを望んでいたのに対し、母はサクラメント市立大学など州内の大学への入学を求め、口論になったのだ。背景には、カリフォルニア大学バークレー校を卒業しながら就職できない兄(養子)のミゲルと、うつ病にかかり仕事が不安定な父を、精神科に看護師として勤める母が支えている家庭の経済状況があった。
反発しあいながらもお互いのことを想うそっくりな母と娘の在り方に涙しちゃいました。
夢見る理想の自分の姿と厳しい現実の自分の姿に四苦八苦しながら少女と大人の狭間で生きるレディバード。
自分であだ名をつけて呼ぶってなかなかのイタイ黒歴史だよね~でも誰しも似たような不安定な時期があって共感できる部分でもある。
本名じゃなく自分でつけたあだ名の『レディバード』。なにかの鳥の名前なのかな?って調べてみたらいろいろと意味があることがわかった
鳥ではなくて『てんとう虫』という意味があるらしい。
てんとう虫は”神の使い”や”幸運の象徴”として宗教的な意味合いがあるとのこと、興味がないって言ってたりもするけどカトリック系の高校に通ってたり日曜のミサに訪れたり本心から興味がないわけじゃないみたい。
妙な色気のあるティモシー・シャラメ
スラングで『みだらな女』という意味もあるらしい。
反抗的な態度や大人の女性に憧れているレディバードの気持ちがこめられているのかもしれない。
さらにてんとう虫は数ヵ月の命ということも瞬く間に過ぎ去っていく17歳というデリケートな時期を現しているのかも。
身近で忘れがちな家族や友達や日常の大切さをもういちど見直すきっかけに。