『さらば愛しのアウトロー』

あらすじ
刑事ジョンが担当することになった銀行強盗事件。老人の犯行と知り、ジョンは軽い気持ちで捜査に乗り出す。拳銃はみせるものの、その犯行はスマートで紳士的なものだった。調べを進めると、その犯行は多岐に及んでいた。実態が知れ、銀行強盗老人のが世間を騒がせることになる。主犯フォレスト・タッカーにたどり着いたジョンは、誰ひとり傷つけることなく大胆不敵な犯罪を繰り返すタッカーの生き方に惹かれるものを覚えるのだった。彼は犯行を楽しんでいたのだ。犯行を繰り返しながら、ある老女と知り合ったタッカーは、老女ジュエルと恋に落ちる。






 




ロバート・レッドフォードが演じる紳士の銀行強盗はシャレオツでかっこいいんよね~…でも実際この人がいたら迷惑極まりないよなぁって思いながら観てた。
で、実話ですし…本人はどうだったのかなぁ~。

コンビニにでも寄るかのような感じで銀行へ入っては支店長を呼び出し銃を見せて現金を奪い取る堂々とした手口、なにか対策とかできないのか?ってくらい簡単に成功しちゃってて銀行員がかわいそう…泣きながら現金をカバンに詰める女性銀行員を慰めながら現金を奪っていくのはどうツッコんだらいいんだか…おまえが泣かせてるんや…。


↑銀行強盗する人には全く見えない老紳士




↑銀行強盗直後に逃亡しながら警察の目を欺くカモフラージュついでにナンパしはじめる犯罪も恋もまだまだ現役



銃を撃つことなく誰も傷つけないやり方は感心できるはできるんだけどもだったらもっと真っ当な方法でお金稼ぎできなかったのかともったいない気持ちになる。
でもこの人は現金がほしいんじゃなくてスリルを楽しむタイプだからやめろって言ったところで無駄なんだよなぁ…寂しい主婦がスリルを求めて買える安い商品を万引きしてるのと動機はいっしょ。


↑自分を追っている刑事にも自ら気さくに話しかける


↑銀行強盗なんだけど一度も銃を撃つことなく負傷者を出してないからなのか捕まる時もビシッと決まってる


ちょい悪どころかガチ悪だけどロバート・レッドフォードだから許せてしまうのがズルいなぁ。