物や空間の境界線 | 心の傷を治し、喜びの中で生きる。RCメソッド認定カウンセラー

物や空間の境界線

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こんにちは

はなえです



今日のテーマは物や空間の境界線


子育てする時、家族の関係

同じ家に住んで

同じ空間を共有する人間は

境界線が曖昧になりやすいです


では、そこを意識して暮らしたり、教えたりできているでしょうか。



お子さんは

お母さんのカバンを許可なく触ることがありますか?

お母さんやお父さんの所有物を許可なく触ることがありますか?


逆に、親が子供の所有物を、許可なく処分したり、許可なく使ったりしていませんか?

子どもなんだからと、勝手にランドセルの中をあさったり、整理したりしていませんか?


こう言ったことに気をつけないでいると

子供は境界線を学ぶことができず、ジャイアン化します。


親のものは僕のもの、僕のものは僕のもの、でも僕のものを尊重はしてもらえない、だから僕も尊重しない。


自分の部屋やスペースに、物を収められなくなります

自分の場所、相手の場所、共有スペース、そう言ったものの認識が曖昧になっているからです。


『ほら置きっぱなし!!』

なんてことになります。


もちろん、性質的に片付けが苦手とか、まだ幼いとか、そういうのはありますけどね。


片付けられないことと、境界線を意識できないことは別の問題です。


では具体的にどうしているかというと


私は自分の荷物を子どもに触らせません。

必ず許可を求めます。(末っ子6歳はまだできません。まだ未熟です。)


子供のランドセルを開ける必要があり、子どもがもう寝てるなら、翌朝勝手に触ったことを報告して謝ります。でもこういう理由で必要でしたと伝えます。


自分のスペースが散らかっていてもだれにも文句は言わせません、はみ出たらクレームを言ってくれてかまわない。


そして子供のスペースが汚くても、はみ出さない限りは口出しをしません。

ただし、それによって虫が湧くなどの害がありそうなことは、他者に被害があることなのでクレームをいれて改善してもらいます。


子どもの持ち物について、勝手に処分したり、親の価値観でくだらないおもちゃ、などとは決めつけません。


個人スペースに入りきらないほどの荷物になってきた場合、厳選して処分させますが、一緒にやります。


子どもの布団に勝手に寝転んだりしません。

一緒に寝て〜と言われれば別ですが。

あ、でも子供が親の布団に来たときは入れてあげますね。

でもそこにはルールがあって、寝るときは自分の部屋、夜中や朝方に寂しくなったら来てもいい、いつでも入れてあげるよというルールがあります。


基本的に持ち物に対しては

《これはあなたのもの》を意識しています。

一人前に扱うというか、所有権を尊重します。


しかし、自分のスペースに片づけてないものは処分されますよ、という空間の境界線もあります。


スマホなどは、親が契約して支払っているので、親のものを貸与してるにすぎない、ルールや決定権は親にある、などを徹底しています。


子どもの部屋を掃除するなら、勝手にはやりません、本人立ち会いで、手伝うことを了承してくれれば手伝います。


しかし部屋もまた、親から貸与されているので、部屋の使い方については、意見できます。


こうして書いてみると

親しき仲にも礼儀あり、というくらいの話です。

でもそれを徹底していると


子どもが物や空間の境界線を、意識しなくても侵害せずに暮らせるようになります。


お互いに気持ち良く暮らすには、物や空間の境界線を尊重しあえる関係でいる。


暮らしのヒントになればと思いますニコニコ

 

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