子の心の領域 | 心の傷を治し、喜びの中で生きる。RCメソッド認定カウンセラー

子の心の領域

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こんにちは、はなえです。

 

高校生の子供がいる母である私ですが、これまで順風満帆であったとはとても言えません。

苦しみもがき、悩んで何年も過ぎました。

心がだいぶ自由になったのが三年前ですから、一番上の子にとっては、好ましくない結果をもたらすかかわりもたくさんしました。

 

娘自身は気持ちの整理はついているそうですが。

良くなりたいと願い続けてくれたことを知っている、と言ってくれています。

 

さて。

私自身の心の状態はずいぶんとニュートラル(生まれ持ったあるべき状態)に戻りました。境界線もしっかり存在し、潜在意識もある程度整っています。

 

そういう私が、わが子の問題を解決済みか、良いかかわりによってさぞ良い状態にあるかというと、そうとは言い切れません。

 

関りや関係性は悪くないですね。

仲もよいですし話もよくしますし一緒に遊んだり買い物に行ったりしますし、不満、悩みは伝えてくれるし。

思春期ですがまぁまぁ良いのではないかと思います。

 

でもしかし。

じゃあ過去のことは解決したかと言うと、そうじゃないですね。

もちろん話してくれる範囲ではカウンセリングしてますから解決しているものもあります。

 

でも、10年ちょっと、私が蒔いたものはなかったことになりません。

良いものも悪いものも子どもたちの心に蒔きました。

 

でも大事なのは、やっぱりそれなし!!と子どもの心の領域に踏み込まないことです。私が蒔いた良いものも悪いものもいずれ芽吹きます。

 

その時にそれを見て、子ども自身がその出てきた芽をどう扱うか決めるのです。

 

わが子たちは母に言えばカウンセリングで取り扱ってもらえることを知っています。そして自分が望まないのならそれを取り除かないことも自由であることも知っています。

 

親は、子どもに良くないことを蒔いたことも、無かったことにしたいんです。

今すぐにでも子どもに関わることで修正したい、矯正したい。

 

愛しているから間違いがゆるせないし、愛しているから傷がゆるせない、傷を消してあげたい、もっともっとよくしたい、間違った過去を、いま自分が何かして修正できるならそうしたい、そのような強い願いが出てきます。

 

そうしたときに、子どもの心の畑に踏み込んでしまいますし

もう一度耕し直したいと思ってしまいます。

 

でもそれはもう、やってはいけません。

良いものも悪いものも子どもに与えたものは子どもの所有です。

超えちゃうと境界線を侵害します。

 

でも、一度やったことは取り返しがつかない、なんて言っているわけじゃないですよ。

 

先日、失敗をプラスにする、といったのと同じです。

たとえ過去に何か間違えてもそれはプラスになるチャンスはいくらでもあります。

 

急がず焦らず。

まずは自分の心を整えることが最優先です。

子どもが育つとともに、摘まなければならない悪い芽が出る時が来るかもしれません、その時に自分の状態がそれに耐えうるようになっていないと、責められたと思って反射的に対抗してしまったり、もう過ぎたことと見ないふりをしてしまったりします。

 

親が整うのが結局は子どもにとって一番の幸せです。

 

うまくいっていると感じる

境界線が整っていて他者に左右されない

そのような状態にして揺らがないしっかりとした自己を整えるところから準備しませんか。

 

 

 

2021年

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