今日は寒かったですね。今着ているスーツが二着とも夏用なので、こんなに急に寒くなると困るな(笑)。
さて、「消費増税の先送り」が事実上決まったように報道されています。しかし、先の解散の際、野田総理(当時)と安倍総裁の約束が『議員定数削減』であったことを忘れてはなりません。これは国民に増税をお願いする代わりに、政治家も痛みを分かち合うという「国民との約束」です。増税を先送りするからと言って、議員定数削減まで先送りするとは、国民は認めていないはずです。私たちはこのことも選挙があるなら、争点の一つとして訴えていかなければなりません。
ちなみに、私の暮らす八王子市の人口は約58万人ですが、おおざっぱに60万人とします。日本の総人口はおおざっぱに1億3000万人です。全国の衆院小選挙区を八王子市の東京第24区と同じ大きさで換算するとどうなるか。1億3000万÷60万=約217 になります。これは何を意味するのか。
全国の300ある小選挙区をなんと「217議席」にまで減らすことができるということなのです。つまり、議員定数の是正をほぼ完璧に行い、一票の格差を1対1の0にすれば、定数削減は自然にできるということです。自民党の強い地方に議員定数が多めに配分されている現状を改めなければ定数削減は進まないとも言えます。