今日は私の一般後援会の役員会を開きました。年末から来年前半にかけて予定される後援会行事の中身と日程についての確認を行いました。ある行事について「会費はいくら位になりますか?」と質問があり、「まだ業者と値段交渉をしていませんが、だいたい昨年と同じです」と秘書が答えたので、私が「残念ながら事務所側の費用負担はありません」と冗談を言うと、どっと笑いが起こりました。皆、私がカネに清潔なのは知っているからです。
小渕優子経済産業大臣の後援会事務所が行事参加者へ費用の一部を負担していた問題で、大臣を辞任する可能性が出てきたと報じられています。以前の保守系後援会の慣例では、後援会行事をやる時には事務所側が参加費用の1~2割を負担するのは当たり前でした。政党交付金が出来て、政治とカネの問題が厳しくなってから、保守系の事務所も収支の透明化が進んで来たはずだったのですが、まだ頭の切り替えができていない政治家が中にはいるのかも知れません。以前の「常識」から推測すれば、小渕大臣の問題は氷山の一角と思われます。観劇、映画観賞会や相撲観戦ツアーなど、小渕後援会の収入と支出額の開きはちょっと異常ですが、今なお1~2割の費用負担を行っている保守系事務所は多いと私は推測します。