W杯もあと決勝戦を残すのみとなりました。実力的には決勝はドイツvsオランダかなと思っていたのですが、私の予想は外れてアルゼンチンです。手強い相手ですがメッシを応援したいと思います。
さて、W杯が終わると夏休みでしょうか。この夏とっておきの二冊をご紹介します。
一冊目は宮部みゆき著「お文の影」角川文庫です。とにかく怖い!大人でも古民家に一人で泊まってこの本を読んでいたら、夜一人でトイレに行けなくなってしまいそうです。怖いけど心温まる作品です。
二冊目は明智憲三郎著「本能寺の変 431年目の真実」文芸社文庫です。お察しの通り、著者は明智光秀の子孫の方です。現役時代に情報システム学を学んでいた経験を駆使して、まるで科学捜査にでもあたるように、100冊以上の参考文献をもとに、客観的事実を丹念に積み上げて、「本能寺の変の真実」に迫って行きます。決して読みやすい本ではありませんが、著者の誠実な人柄も滲み出た良い作品だと思います。