経過良好 | ほのぼの日記 

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パパが潰瘍性大腸炎という難病だと発覚して5年半が経ちました。


潰瘍性大腸炎は原因不明、特効薬もないため国の難病指定となっているのですが、

簡単に言えば、免疫不全の病気で、腸に潰瘍ができ、便秘の人が食べると良いと言われる食物繊維豊富なものなどを食べると下痢になり、悪化すると潰瘍の部分から出血し血便が出て、最悪の場合は腸を切り取って人工肛門をつけて生活・・・という病気です。

最初に病名を宣告された時は、症状もひどくて入院した時でしたから、そんな大変な病気を一生背負っていくのかと真っ暗な気分になりましたけど・・・


この病気、

食生活に気をつけ、ストレスをためないように生活し、きちんと薬を飲み続けることで、症状はとても改善されるということが、5年半経ってようやく実感できるようになりました。


病名発覚後、は豆腐・魚・卵料理が基本。

揚げ物をしないので我が家にはサラダ油はありません。

(オリーブオイルのみ)

生野菜は避け、スナック菓子も我慢、ご飯も下痢が続けばお粥にして、離乳食のような食事をしていた最初の2年。

始発の電車に乗って、終電で帰るような職場から転勤させていただけたのもストレスが減って良くなった理由でしょう。


3年目には、普通の食事ができるようになってました。

好きなものが食べられる幸せがわかってくると、それだけでストレスがなくなるのかもしれません。


昨日は年に1回の大腸検査の日。

病院の先生には「病名を聞かされてなかったら、健康な人と間違うほど良好な状態ですね」と言われたそうです。

潰瘍があった部分がよく見ると他の部分より粘膜が薄いな~、ぐらいにきれいだったそうで。

腸の調子がいいと、検査前の下剤の効きもよく、検査もスムーズに終わって不快感がないらしいです。

もう5年目なので、検査を受ける本人が慣れたのもあるかもしれませんが・・・


薬の量を減らせば再燃する恐れもあるので、現状のまま治療を続けていくし、食事も家で食べる分はやはり今まで通り、和食中心のメニューになりますが・・・


とにかく、今までで一番良い状態という結果に、思わず涙がこぼれました。

今、うちのパパと同じ病気で闘っている人、一生治らないけれど、症状が良くなればどうってことない!って思える日がきっときます。

前向きにこの病気とおつきあいしていきましょう!