真っ白な部屋に
生き物の呼吸ひとつ
ゆっくり瞳を開いて
日々を繋いでいく
ここにはひとつまみすら
自由など与えられはしない
しっかりと瞳を閉じて
静かに明日を待ってる
心の空だっていつだって
鈍色まるで曇り空
晴れ晴れしたときの
色ってどんなだっけ?
いつしか幸せの色さえ
僕ら見失ってしまうんだ
儚い夢のカケラさえ
失くしてしまいそうになるけど
いつの日かきっとまた
この部屋の外へ出られるはず
そしたらきっとそこは
涙が出るほど鮮やかな縹色
汚れきった本音を
脱いで靴箱にしまって
扉を閉めて遠ざかって
見えないようにして
そこにはひとかけらすら
正しさなんか存在しない
ずっと黙って見ないフリして
過ぎゆく今日を待ってる
紡ぎ出した嘘はいつだって
錫色まるで鉛のよう
勇気出して踏み出すときの
空ってどんなだっけ?
いつしか自分らしさの色さえ
僕ら見失ってしまうんだ
尊い弱い自分さえ
隠してしまいそうになるけど
いつの日かちゃんとまた
醜い僕と見つめ合えるはず
そしたらきっと心は
澄み渡る空のような縹色
end
