上画像は、名鉄神宮前駅西口にある、名古屋市観光文化交流局設置の「[熱田・宮宿]散策マップ」。

 

 方角は北が下のマップなので逆に見ていただきたいのですが、神宮前歩道橋で大津通を渡ると、約6万坪という広大な、熱田神宮の境内地が広がります。

 

 

本来は南門が正門らしいのですが、

 

 

案内図に従い、東門から入ると、

 

 

南東角に高さ10mという、大きな「佐久間燈籠」。

 

 

 

第二鳥居をくぐって、

 

 

参道を歩いて行くと、

 

 

正面に本宮が見えて来ました。

 

 現在の社殿は「神明造」ですが、

 

 

秋里籬島『東海道名所圖會』(1797年)の挿圖「熱田大宮 正殿 土用殿」(上図)を見ると、当時は、本殿(後)・祭文殿(中)・拝殿(前)と並んでいるので、おそらくは「尾張造」。

 

 また、『延喜式』卷第九神祇九神名上で、尾張國愛智郡を見ると、

 

 熱田神社。名神大

 

で、「熱田神社」。

 熱田神宮のウェブページ「熱田神宮の歴史」によれば、熱田神社から熱田神宮になったのは、1868年。

 戦災で焼失した社殿を再建したのは1955年のことです。