先日、三重県総合博物館で、「高畑勲展-日本のアニメーションに遺したもの-」を見てきました。
高畑勲は1935年、宇治山田市(現:伊勢市)生まれ、という三重県ゆかりの人物。
父・高畑淺次郎は当時、「三重縣立宇治山田中學」の校長でした*。
さて今日は、(3F企画展示室内は写真撮影禁止だったので)2Fに置かれていた同展のサイン・スタンド(という言い方で良いでしょうか?)の画像をご覧下さい。
正面入口には、高畑勲演出の「パンダコパンダ」。
3Fに上がる階段脇には、総監督をつとめたテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」。
展示室内では、オープニング・シーンが、テーマソングの「おしえて」と共に流されていました。
そして、監督・脚本・演出の『平成狸合戦ぽんぽこ』。
多摩丘陵の狸たちは、開発阻止のため、先祖伝来の化け学の復興を決めたのですが、・・・・・・
タヌキだってがんばってるんだよォ
*大阪毎日新聞社編『毎日年鑑別冊 昭和11年日本人名選』(1935年)を見ると、
高畑淺次郎 明21、滋賀、東京高師、三重縣立宇治山田中學校長、宇治山田市宮後町驛裏512
と書かれていました。